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2026年4月4日土曜日

500系新幹線(のぞみ951号)に乗ってきた

用事があったので九州まで行きましたが、特に急いでなかったので、工夫をした切符を予約しました。スマートEXでは通常は発着地と時間を指定しますが、列車番号を手入力して予約することができます。通常であれば新大阪か広島で乗り換えになりますが、時刻表を眺めて次の行程にしました:岡山ひかりで岡山へ→上りホームでうどんをいただく→岡山始発のぞみで移動しました。

2026年3月14日にダイヤ改正した際に山陽新幹線ののぞみの号数が改番され、800番台から900番台になりました。このため以前の情報があまり分からないながらも、まあスマートEXを見る限り乗る電車は混まなさそうということで当日に。岡山には13:02到着で、上りホームに行くと岡山までこだま948号で運用されていたと思われる500系が止まっていました。ちょっと眺めているとすぐに引き上げていったので、こちらはうどんをいただくことにしました。

メニューでは並盛りの値段が書いてありますが、+140円で大盛りに変えられました。あまり考えずに大盛りにしたのですが、ちょっと量が多くて並盛りでも良かったかも?くらいな感じです。今時?では珍しい、並盛りでそもそも量が多いか、あるいは大盛りでめっちゃ増えるタイプのお店(隣の並盛りの人の量をチラ見しましたが、どちらか分かりませんでした)

サッと食べて13:20を回ったくらい、発車まであと30分弱ですが当駅始発となれば入線時刻はもう少し早いタイミングのはず(5分よりは前に入るはず)と思い、いろいろ見ているとどうやら13:35分すぎには入線することが判明

待つ間、まずホーム上にコーヒーの自販機(高速道路でよく見るタイプ)があったので、九州までの3時間弱の長旅に備えて買いました。また線路上にある食堂車用の排水ピット(もちろん現在はすでに使われていないもの)を見学していました。

https://ameblo.jp/haruyarailmodel1006/entry-12770547774.html

https://takaaqui.blog.fc2.com/blog-entry-4503.html?sp

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1497680639

そうこうしていると、あっという間に入線のアナウンスで、500系が入ってきました。その場ではすぐに分かってなかったのですが、先に24番線にいた編成とは別の編成でした。引き上げた編成がそのまま入ってくるわけではないようです。

そこまで混む列車ではないのですが、500系の場合は座席の配置が自由席と指定席で異なります。自由席は2+3ですが指定席は2+2で座席の幅が異なります。さらに3両ある指定席のうち6号車は元グリーン車の座席のため設備が4, 5号車に比べて良いです。

https://nukezo.sakura.ne.jp/2023/04/16/500/

https://ameblo.jp/itsuki06032/entry-12825559071.html

https://railwaysalon.com/shinkansen-series500-kodama/

なお700系は自由席の1-3号車が2+3で、4-8号車が(7, 8号車の自由席を含めて)2+2のようです

https://railwaysalon.com/shinkansen-series700-kodama/

話を戻すと大型の元グリーン車座席で、隣も埋まることがなく快適に3時間弱を過ごすことができました。注意点として、フットレストがありません。今回は自分自身のキャリーをフットレスト代わりにして勝手に快適度を上げていましたが、足の置き場がないと、フルでリクライニングしたときに絶妙に身体の位置が定まらないように思います。身体が大きい人は大丈夫かも。

写真は気が向いたタイミングで追加します。

2019年7月14日日曜日

D810Aファームウエアのアップデート

どうも最近ちょっとCFカードエラーが頻発するので、ファームウエアのアップデートを試みます。

現状はC:Ver 1.00で最新がC:Ver 1.03ですが、どうやらC:Ver 1.02のアップデートに“撮影した画像が記録されない場合がある。”が含まれているので、これで解決するかもしれません。

(参考)D810A用ファームウェア
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/262.html

【追記】
どうやらメディアの問題のようです。コンピュータで読み書きテストかけたらエラー出ました

2018年11月20日火曜日

Carl Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZFの緑の色かぶり

なんとなく周辺部で緑に色かぶりしている気がする。地面の白の色が、左右の端ですこし緑になっている印象です。
以前に行ったD800でのテストでも同じように緑になった記憶があります。

Carl Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZF lens test

どうやらMilvusでこの緑かぶりが低減されているようなので、気になる人はそちらを使った方が良さそうです。
The Milvus 21/2.8 lens coatings also reduce the tendency to a cyan color cast in the outer zones that is seen with the ZF.2/ZE 21/2.8 Distagon (such as on snow scenes).


2018年11月13日火曜日

D810Aの設定ファイル

D810Aの設定ファイル (NCSETUPI.BIN) の内容です。
記載内容、またその内容を元にして得られた結果の一切に、著者は責任を持ちません。
At your own risk.
  • 機種名 (NIKON   D810A): 0-C
    • ファイル名設定: 
      • Aが324から326
      • Bが328から32A
      • Cが32Cから32E
      • Dが330から332
    ここまではバイナリエディタで見ればそのまま分かるので簡単です。


    2018年11月11日日曜日

    D810Aの設定ファイル・ピクチャーコントロール

    先日から少しずつですが設定ファイルの中身を見ています。すべて完成したらまとめ直しますが、現在の進捗ということで。

    記載内容、またその内容を元にして得られた結果の一切に、著者は責任を持ちません。At your own risk.

    2018年11月7日水曜日

    Carl Zeiss Distagon T* 2,8/25 ZF.2 レビュー(3)

    前々回そして前回とDistagon 2,8/25の描写を、遠景で見てみました。今回は前々回に少し触れた中距離~近景でどのような描写になるかです。まずは中距離での撮影です。はっきり覚えていませんが、だいたい1~2 mくらいだったと思います。

    _DSC4941

    絞り開放のF2.8でも中央部はまあ普通に写りますが、まず画面の左右中央を、上から画面中央を経て下まで見てみましょう。俯瞰している図ですのでいくら25 mmとはいえF2.8では被写界深度は画面全体をカバーするのに十分なものではありません。このため画面の上も下もボケています。次に注目は画面の上辺で、この左(左上)から右(右上)まで見れば分かる通り、なんと角ではピントが合っているかのような描写になっています。多くのレンズは画面の周辺部ほどピントが「手前に」来るように見えるのですが、このレンズの場合は真逆で「奥に」行ってしまうように見えます。

    また画面の中央から水平方向に左右へ向かって見ていくと、撮影距離が同じなのに流れていくような様子が見て取れますが、これこそがチャート分析で大きくスコアを落とす原因と思われます。無限遠しか使わないか、寄るときは画面の中心しか重視しないような撮影では良好な描写を示すことが期待されますが、1 mくらいから手前で画面全体でのまとまりを期待する場合はこのレンズよりDistagon 2/25のほうが良い描写になると思われます。

    ところでこのレンズの最短撮影距離は17 cmでワーキングディスタンスはたったの6 cmと、かなり寄れるレンズです。最大像倍率は1:2.3なので0.435倍です。
    Focusing range 0,17 m (6.69") – ∞
    Free working distance 0,06 m (2.36") – ∞
    Image ratio at minimum object distance 1 : 2.3
    この最短撮影距離0.17 mというのはコンタレックスのDistagon 2,8/25のスペックと同一なので、狙って設定した値かもしれません。
    カタログスペックに限らず、外観においてもClassicやZMにおけるクロームメッキ仕様のフィルタースレッドや、ZMのピントリングにおける指かかりなど、コンタレックスのレンズを思い浮かべる要素があります。
    外観デザインは1960年代に西ドイツを代表する超高級一眼レフであったツァイス・イコンのコンタレックス用交換レンズにかなり似たイメージである。特に先端部の銀色のクロームメッキされたバヨネット式シェード(フードのことをコシナ・ツァイス製品はシェードと呼ぶ)取り付け部は、まさにコンタレックス用レンズのデザイン上の特徴であった部分で、これはZMマウントシリーズのレンズ群と共通だ。 
    外観デザインは一見するとオーソドックスなものであるが、ピントリングのデザインは、'60年代に西ドイツを代表する超高級一眼レフであったツァイス・イコンのコンタレックスの交換レンズによく似たものになっている。鏡胴下側に一カ所出っ張りがあるが、この形状もコンタレックスのものである。
    ところで先の商品紹介のページでDistagonタイプ(=逆望遠型)の一般的な説明として
    Even with longer focal lengths, the high-performance Distagon optical design enables consistently good correction all the way to the corners of the image and very low field curvature.
    とあるのはなんとも言えない気分です。ともかくレンズの近接性能を最大限に生かすためにかなり寄って撮ってみました。具体的な撮影距離は覚えていませんがだいたい0.2 mくらい、つまり焦点距離が同じためよく比較対象にされているDistagon 2/25では(少なくとも中間リングなどを使わずにレンズ単体では)達成不可能な撮影距離です。

    _DSC4955

    この例では絞りはF8.0とF2.8から3段も絞り込んでいるのですが、このレンズなんとフローティングなしの全群繰り出しなのが災いして、寄ったときは周辺がとてもスゴい描写になってしまいます。中央から隅々までよく見てみれば分かりますが、流れがないのは画面の中心のごく一部の領域のみで、周辺部は容赦なく流れたような描写になってしまいます。画面中心は良いのですが、ちょっとでもズレるとかなり派手に流れる描写です。おそらくF22まで絞ってもAPS-Cで写る範囲を超えた外側においては流れたような写りになることが予想されます。以前デジカメwatchでD700と組み合わされたとき、フローティング非搭載なので寄れば周辺が悪くなるはずだという推察がありましたが、このように目に見えて悪くなることが観察されました。

    この寄ったときの周辺部の描写についてはZEISSでもネタ(?)にしていて、PDFの7ページ目の右下では近接時 (0.25 m) に大きな差が出ることを同じDistagonの25 mmであるDistagon 2/25と対比されています。チャート撮影は特定条件下での特性が顕著に現れる場合があるため、実際の画像の状態とかけ離れてしまうこともあります。しかし今回のDistagon 2,8/25を近接撮影で使用する際に見られる周辺像の特性に関しては、チャートにおける像の特性が実際に撮影される像の状態をよく表していると言えそうです。

    2018年10月31日水曜日

    Carl Zeiss Distagon T* 2,8/25 ZF.2 レビュー(2)

    絞りを変えたり、カメラを上下逆さまにしたり、逆光で試したりしてみました。D810AでRAWにして撮って、これをCapture One Pro 11の標準設定(倍率色収差の補正はON)で現像したものです。手持ちなので角度とか構図が微妙に違いますが、興味のある部分はちゃんと分析できる程度になってると思います。

    1. 順光

    まずはF2.8で、やっぱり周辺部はちょっと甘いのですが全体としてのバランスはまあまあ。このくらいだと周辺光量が落ちると素敵って思います。
    _DSC4770

    次はF4.0で、周辺光量が増える割に描写は改善しないのでちょっと中途半端な印象があります。

    2018年10月29日月曜日

    Carl Zeiss Distagon T* 2,8/25 ZF.2 レビュー(1)

    各評価サイトで評判がとても悪いDistagon 2.8/25 ZF.2です。もともとコシナの一眼レフ向けCarl Zeissはどれも絞り開放で周辺光量が落ちることで評価サイトでの評判を落としているのですが、このレンズはさらに周辺部の写りの悪さでシリーズ内ダントツの低評価を獲得しています。前々からその具体的な周辺部の悪さが気になっていましたが、ついに入手して確認することができました。

    まず無限遠ではF5.6まで絞れば全域で問題なく写るので、ダントツ低評価には疑問が出ます。絞り開放では周辺部それなりに甘くなっているのですが、F5.6くらいから問題無く使える範囲になります。この例はF5.6ですが、周辺部まで特に大きな破綻はありません。

    2018年5月28日月曜日

    ニコンD810AでFlashAirを使う場合の省電力設定方法(半押しタイマー)

    SDカードとしてFlashAirを使っているカメラに、パソコンやスマホ(スマフォ)から接続する場合はどうにかして省電力設定を解除する必要があります。少なくともデータ転送中にSDカードへの電源供給が絶たれては接続が切れてしまうのでいただけません。

    ここで設定方法を調べるため「ニコン 省電力設定」や「ニコン オートパワーオフ」などのキーワードで適当にググってもまったく有用な記事がヒットしません。またメニューを一通り見ても「省電力設定」や「オートパワーオフ」などのキーワードを含む設定がありません。

    紆余曲折というほどではありませんが、いろいろ見てみた結果SDカードへの電源を供給し続けるためには「半押しタイマー」の項目を無制限(∞)にすればOKなようです。言い換えるとニコンのカメラの場合は半押しタイマーが作動すると記録メディア(SDカード)への電源供給が止まってしまうようです。

    なお他の「モニターのパワーオフ時間」はいずれも関係ありません。これらは文字通りモニターのパワーオフにのみ影響するので、記録メディアへの電源供給とは別です。半押しタイマーっていうと、露出関連にのみに影響すると思っていました。具体的には露出計の表示や露出補正の設定値のみに影響し、記録メディアへの電源供給には影響しないように思い込んでいました。しかし実際には後者にも影響するようです。

    使っているカメラはD810Aですが、たぶんほとんどのニコンのカメラに適用できる話です。

    2018年3月26日月曜日

    smc PENTAX 67 ZOOM 90-180 mm F5.6 レビュー(遠方の描写のみ)

    前回は55-100/4.5を見てみました。この回ではペンタックス67のもう1本のズームである90-180 mm F5.6のほうを見ていきます。絞り値は開放のF5.6, F8.0それにF11の3つで、焦点距離は90, 135, 180の3つのみです。撮影の条件や手順は例によって別の投稿にまとめてあります。

    1, まとめ
    望遠端の周辺部を除けば絞り開放から隅々までよく写る良いレンズで、特にF8.0まで絞れる条件では望遠端の周辺部も含めて645Dに付けっぱなしにしても良さそうなレンズです。大きく重いレンズですが、それに見合う描写をします。望遠側に不安がある場合はこれまた格安の67/200 (new)が素晴らしい描写をするのでこれで補えます。市場に新品在庫はまだ残っていて、おぎさくやマップカメラで未だ59,800円という在庫処分価格にもかかわらず売れ残っています。

    smc PENTAX 67 ZOOM 55-100 mm F4.5 レビュー(遠方の描写のみ)

    ペンタックス67にはズームが2本ほどあるので試しに使ってみることにしました。まず1本目は55-100でF4.5です。もう一つのズームである90-180/5.6の記事はこちらです。テスト画像を撮る手順は他の67レンズと共通で、焦点距離毎に独立して撮影しています。このため焦点距離が異なるとピントの刻み方も違っていて、たとえば55 mmの上から3段目と100 mmの上から3段目はピントの位置が異なります。このためズーム操作をしたときにピントがどのように動くかは検証できません。通常の撮影では焦点距離を決めてからピントを決めるので、このようにしています。

    絞り値は左からF4.5, 5.6, 8.0それに11です。シャッター速度の刻みを1段に設定しているためF4.5は半段高速側になり他の絞り値より暗く写っています。アダプターに起因するケラレではありません。今回は広角端55 mmと刻印のある75 mmを挟んだ前後にあたる70 mm程度と80 mm程度、それに望遠端の100 mmの4つの異なる焦点距離を試しました。普段はまとめを一番下に掲載していますが、見づらくなるのでまとめを先に掲載してからそれぞれの焦点距離での中央~端を見ていきます。

    1, まとめ
    望遠側ではF11まで絞らないと条件によって不満が出そうですが、逆にそれより広角側ではF8.0まで絞れば645Dで使ってもまず不満は出ないレベルの描写になります。広角側では良く写る単焦点の55/4を相手にかなり健闘していて、ズーム中間でも開放はともかくF8.0まで絞るのであれば645Dで十分に使えるはずです。隅々までガチガチの硬い描写を求めないのであればもう1段ほど絞りを開けても良さそうです。
    実用に際しての懸念は重さで1,210 gもあります(交換レンズ/広角ズームレンズ[67II用])が、それでも55/4の725 g(交換レンズ/広角レンズ[67II用])と100/4マクロの600 g(交換レンズ/マクロレンズ[67II用])よりも軽く、焦点距離75 mmもカバーしているので一概に重いとは言えません。それでも気軽に持ち運べるレンズではありません。重すぎです。

    それぞれの焦点距離の描写は以下に載せてあります。

    smc PENTAX 67 100mm F4 Macro レビュー(遠方の描写のみ)その2

    この67マクロについても以前にすでにシフトした状態での描写チェックを行っていますが、その後に更新した描写チェックの手順に則って追試です。

    この追試は他のレンズと同時に行いましたが、この100 mmはマクロレンズということもあって無限遠付近でのピントリングの回転角がそこまで広くありません。このためピントが4パターンしか得られませんでした。
    回転角は180度程度で撮影倍率1:2程度までカバーするので決して狭い方ではなく、むしろ多くのAFレンズと比べても回転角は広めに設定されている方です。またマクロ域でのピント合わせを考えるとこれ以上に回転角が増えた場合、使い勝手が大きく劣ってしまいます。回転角そのものに不満はないものの、他の67レンズと共通で使う場合はピントの合わせ方に少し注意が必要です。
    それでは描写を見ていきます。基本的には前回に得られた結論と同じです。

    1, 中心部分

    ピントを前後させたときのボケの特性は55/4とよく似ています。前ボケがややクセがある一方で後ボケは緑色の縁取りを伴いながら綺麗に溶けていく印象です。絞り開放では2~3段目に本来のピークがあるようで、2段目では赤紫の、3段目では緑の、それぞれ縁取りを伴ってピントは合っていません。F5.6にすると3段目のほうが少しだけ改善しますが、まだ個人的には許容範囲内ではありません。F8.0でようやく許容範囲に入る描写になります。絞っていくと少しずつピントのピークが奥の方に動いていく様子もまた55/4にそっくりです。

    smc PENTAX 67 55mm F4 レビュー(遠方の描写のみ)その2

    ペンタックス67 55/4の遠方の描写については以前に詳しく見ていますが、天気が良かった日に改めて撮影し直しました。今回の撮影条件の詳細はこちらの投稿に記載してあります。早速見ていきます。

    1, レンズの中央付近

    ピントが合っている場所は上から5~6段目どちらが最良か迷います。絞り開放では5がピークに見えますが、F5.6では6がより良さそうでF8.0では間違いなく6のほうが良い描写という印象です。ピント面とは別に前側のボケがかなり汚い印象で、そのかわりなのか後側のボケは良好なようで綺麗にフワッとしています。

    smc PENTAX 67 120mm F3.5 soft レビュー(遠方の描写のみ)

    67レンズの中で異彩を放つ120 mmのソフトレンズ。これも他の67レンズレビューに則ったD810Aにアダプタでシフトかけて絞り変えてピント変えて中心から周辺まで4箇所切り抜きで、どのような描写か見ていきます。試写条件の詳細は別の投稿にまとめてあります。ソフトレンズは特にピント位置をどこにするか、また絞りをどのくらい開けるかの匙加減が難しそうなので、このテストはちょうど良さそうです。

    絞りは左からF3.5, 4.0, 5.6, 8.0そして11です。ちなみに、ですがF4.0で絞りがほぼ完全に円形になります。これは綺麗な円形です。

    1, 中心
    まず目立つのがピントを思い切り奥にしたときF8.0やF11での点光源の描写で、とても汚いです。F11でソフト効果ほぼゼロになって、上から6段目がピントピークのようです。どこまで開けるのが正解か、これは条件によって大きく変わりそうです。

    (ASAHI PENTAX) SUPER-TAKUMAR 6X7 150mm F2.8 レビュー(遠方の描写のみ)

    これは古いレンズです。ペンタックス67で中望遠の定番というと名高い165/2.8がありますが、当初のラインナップは165ではなく150のF2.8でした。どのような描写をするのか楽しみです。

    条件は他の67レンズレビューと同様(条件の詳細はリンク先の別投稿)で、具体的にはD810Aにティルト・シフトするアダプタでシフト全開(17 mmシフト)にしています。絞りを変えてピントを変えて、それぞれから像高別に4箇所ずつ切り抜いて写りを見てみます。絞りは左からF2.8, 4.0, 5.6, 8.0それに11です。

    1, 中央
    思っていたよりかなり良い描写です。上から4段目のF4.0かなり好み。

    2018年3月25日日曜日

    smc PENTAX 67 135mm F4 Macro レビュー(遠方の描写のみ)

    また67レンズの各部分の描写を、絞りを変えてピントを変えてじっくり見ていきます。カメラはD810Aを使用してシフトできるアダプターでシフト量最大に設定。絞りはF4, 5.6, 8.0それに11の4段階で、ピントは5種類です。これをレンズの光軸付近から左に向かって4箇所ずつ見ていきます。条件の詳細は別の投稿にまとめてあります。

    マクロレンズなので無限遠の描写だけが重要ではありませんし、またこれは他の67レンズレビューに共通しますが同じ種類のレンズを複数精査しているわけではないので、もし飛び抜けて良い(悪い)レンズを見ている可能性もあります。

    1, 中心付近
    まずは中央です。一番左の列がF4.0で右がF11また、上から下にピントが徐々に手前に動いています。マクロレンズということピントリングの回転角が比較的狭いため、他のレンズのように細かい刻みで精査することができませんが、それでもまだAFレンズに比べれば回転角が確保されているとは思います。
    肝心の描写ですが、絞りに関係なく3段目が最良のようです。F5.6あたりでほぼOKで、できたらF8.0という感じです。

    2017年12月18日月曜日

    マルミMC-82Aによるレンズ黄変の補正

    最近買ったSUPER-TAKUMARの105/2.4ですが、色がずいぶん黄色いので何かできないか考えてみました。

    黄色くなるのは放射性物質(酸化トリウム)を含有したレンズが含まれており、放射線によってブラウニングが発生するためのようです。
    http://uranglass.gooside.com/atomlense/atomlense.htm
    http://xylocopal2.exblog.jp/4803677/

    まず見てみたのはこのサイトでの方法で、マルミのMC-82Aを使って補正するというもの。
    http://www.mars.dti.ne.jp/~cianmore/GALLERY/LABORATORY/labo-index.html

    このMC-82Aはメーカーの説明によれば朝と夕方に色温度が低く赤みが強くなるのを補正するフィルターです。
    http://www.marumi-filter.co.jp/product/11/film_02.php

    67 mmのMC-82Aはヨドバシカメラで1,700円と大変にお買い得だったので、ものは試しということで買ってみました。
    http://www.yodobashi.com/product/000000110186700870/

    さて順番に見てフィルターの効果がどの程度か見ていきましょう。今回はフィルターの効果を見ることが目的なのでレンズはシフトしていません。

    1, フィルターなし/AWB

    これはフィルターなしでレンズ単体をAWBで撮影したものです。黄変しているのは確定しているので、WB固定にはせずAWBの補正能力がどのくらいあるのかチェックしてみました。ただしAWBの設定で「電球色を残す」という設定にしているので、AWBは本来より強力にレンズの黄変を補正できるのかもしれません。


    2017年12月17日日曜日

    smc PENTAX 67 45 mm F4 レビュー(遠方の描写のみ)

    今回は魚眼を除いたペンタックス67レンズの中でもっとも広角側にあたる45 mm F4のピント特性を見ていきます。購入は昨年あたりで、在庫処分特価の39,800円(税込)を新品で購入しています。中古ではないので、製造時の許容誤差は多少含まれているかもしれませんが、概ね本来の性能をなく発揮していると思われます。

    撮影の条件は別の投稿にまとめてあります。いつも通りD810Aにティルトシフトできるアダプタをつけて、17 mmのシフトをした上でピントを動かしてから絞りをF4.0、F5.6, F8.0それにF11で撮影し、またピントを少しずらして同様に複数の絞りで撮影することを繰り返しています。これらはRAWで記録してCpature One ProでレンズのY = 0で光軸付近、Y = 15 mm弱、Y = 25 mm程度それにY = 30 mmちょいに相当するエリアを、それぞれ900×600でトリミングしてタイル状に並べました。

    ピント位置は像高によってほとんど変化せず、中央の描写は極めて良いのですが、像高に比例するように倍率色収差のようなものが大きく出ています。ただし単純に倍率色収差の補正をクリックして像がキレキレになるわけではありません。詳しく見ていきましょう。

    1, Y = 0 mm付近

    開放のF4.0と1段絞ったF5.6では上から4と5番目が良さそうで、4番目は僅かにオーバーインフな感じがして、5番目がベストのようです。
    F8.0では被写界深度が増すので3~6番目が許容で4と5番目がピークに、F11だと3~7番目が許容でピークは3(または4か?)~6番あたりです。

    (ASAHI PENTAX) SUPER-TAKUMAR 6X7 105mm F2.4 レビュー(遠方の描写のみ)その2

    良い天気の日がちょうどあったので他のレンズのチェックのついでに、105/2.4を前回と同じ条件で追試です。

    ※2017年12月24日追記
    当初像高の文字をhとしていましたが読者の方から像高は慣例としてYを試用する旨、提言いただきましたので変更しています。いつもありがとうございます。
    http://www.cybernet.co.jp/optical/course/word/s20.html
    http://www.lensya.co.jp/lensdata/yougo.html
    ※追記ここまで

    ※2018年3月24日追記
    条件の詳細は別の投稿にまとめたため、書き出し一部を記事の一番下へ移動しています。
    ※追記ここまで

    結果は前回と同じで、周辺部に行くほどピントのピークそのものが手前に倒れています。検証はしていませんが偏芯ではないと思われます。中央でピントピークを出すと周辺部がほんの少し前ピンに、周辺部でピントピークを出すと中心部がやや後ピンに、それぞれなります。44x33 mmのセンサーで使用した場合に画面全体でまずまず満足いく描写を得ようとすると、どうやらF8.0では不足でF11まで絞り込む必要がありそうです。

    1, レンズ中心付近(Y = 0 mm近傍)

    もっとも左の列の絞り開放F2.4は、上から5番目か6番目あたりが良さそうで、分解能は5番目がやや有利で色収差の少なさは6番目に分があるようです。
    左から3番目の列がF4.0ですが、ここだと5番目から7番目が良さそうで、総合的には6番目がピークな感じ。5番目は解像感はあるのですが色収差が目立ちます。
    F5.6だと被写界深度が増して5番目から8番目が実用的な描写に見えます。F4.0でやや目立っていた5番目の色収差がさらに減っています。6番目と7番目が甲乙つけがたいかなり良好な描写です。
    F8.0でさらに被写界深度が増すので5番目から9番目が、F11になると4番目から10番目がそれぞれ実用的な描写のようです。

    2017年12月4日月曜日

    (ASAHI PENTAX) SUPER-TAKUMAR 6X7 105mm F2.4 レビュー(遠方の描写のみ)

    ※2018年3月24日追記:
    ほぼ同じ条件で追試したので、その2として別の投稿を追加しました
    ※追記ここまで

    またレンズのテストというか検証みたいなことしていました。今回はペンタックス(←旭光学)の6X7のSuper-Multi-Coatedになる前のSUPER-TAKUMARな105mm F2.4です。酸化トリウムを含有していると言われており、レンズの色味はかなりの黄色寄りです。絞りはF2.4とF4.0の間に謎の値があるので、この謎の値とF4.0はシャッター速度を変えずにRAW現像時の露出補正でだいたいの明るさを揃えました。この謎の値以外はRAW現像時に露出補正をしておらず、露出が一部で実用上問題ない範囲でばらついています。

    前回と前々回に同じく、シフト17 mmかけた状態でD810Aに付けて、ピントを少しずらしては絞りを変化させて、またピントを少しずらして絞りを変化させて、を繰り返し撮影しています。またこれも前回までと同様に645Dで使用することを前提にしているため、像高0 mm付近、15 mm弱付近、25 mm弱付近と、おまけで30 mm強付近を掲載しています。
    それぞれの縦方向がピントの移動で横方向が絞りの違いです。ピント移動は上の段が一番奥(∞)で下に行くにつれてピント位置が手前になり、絞りは左の列がF2.4でその右が謎の値(F3.4くらい?)と順番に絞られていきます。

    645Dで使うことを念頭に置いた場合だと、像高27.5 mmまでなので25 mm弱までの結果を考慮する必要があります。このときF8.0で5番目のピント位置にした場合は中心が良いものの周辺がやや甘く、4番目のピント位置では周辺が良いものの中心がやや甘い状態です。理想はF11まで絞り込むことでしょう。
    もちろん本来の67で使う場合はフイルムで、拡大率もここまで高くならないはずなので、ピント位置の追い込み方ももう少し寛容で良さそうです。

    それでは詳しく見ていきます。