とあるところでCarl Zeiss Distagon T* 2/25 ZF.2を買ってみたので、いつも通り無限遠付近での特性を見てみました。この個体はそこまで状態が良くなさそうです。具体的には左端と右半分の中間が良いものの、そのトレードオフなのか左半分の中間と右端が特に悪い描写です。左端から並・悪・優・良・並といったところです。この左右差を端的に示している例が、画面中央でわずかにピントが奥の状態で1段だけ絞った、このF2.8での描写です。
仔細に見ていきましょう。縦方向にはピントが僅かに動かしていて、左端がF2.0の開放で1段ずつ絞っています(右端がF16の例)。まずは中央部の描写ですが、球面収差の残存量のためか開放でピントがほんの少し手前くらいで絞った時にちょうど良さそうです。
続いて画面右半分の中間あたりですが、ここはかなりまとまった描写に見えます。


