2014年12月20日土曜日

D800のシャッターユニットのブレ?

SS ≦ 1/60でブレが出て、SS ≧ 1/125なら問題ないのではないかというのが今のところの結論(閾値はこの間に存在?)。

ひとまずPentax 67 M* 300mm ED (IF)で試し撮りしてた中で発生したので比較

どちらもF8.0ですが、感度を100と200でシャッター速度を変更しています。

ss = 1/60 (s); ISO 100
IMG_5943

ss = 1/125 (s); ISO 200
IMG_5944

この大きさだと目立ちませんが、センターのクロップを50%で見てみます(オリジナルを見たければFlickrからダウンロードしてください)。

ss = 1/60 (s); ISO 100


ss = 1/125 (s); ISO 200


どっちもミラーアップはしましたが、ミラーのブレが収まるまでに要した時間が違った可能性があり、それがシャッター速度1/60秒におけるブレの原因であった恐れはあります。しかし今回のブレの原因はおそらくシャッターの抱える機械的な問題で、この問題は多くのカメラが抱えているものです。問題を抱える場合は1/60秒から1/30秒の間でブレが目立ちますが、電子先幕を搭載するD810などを使わない限り解決しません。

なお一部では、シャッター速度が遅くなった場合はブレが減るという表現がありますが、これは間違いです。ブレが減るのではなく目立たなくなるだけです。
たとえば1秒露光の場合は、まず最初の1/60秒で大きくブレを生じます(ブレそのものはいつでも同じ大きさ)。続いて1/30秒程度でブレが収まります(ここまでだいたい1/20秒)ここからの19/20秒はブレが存在しないため、合計の1秒では1/20秒露光に対してブレが少なく見えるだけのことです。

2014年12月10日水曜日

Pentax 67 M* 300mm F4 ED (IF)をD800につけてみた

67 M 300がついに登場!予定外のキヤノン製フロントキャップのお陰で、キヤノン、ペンタックス、ニコンの共演が実現!?


アダプタは2段連結!!そしてフードは3段連結芸!!!


ニコンボディの場合はペンタックス純正の67 - 645とRayqualのPTX 645 - NFで装着可能、これにさらにRayqualのNF - EOSをつければ、なんとアダプタの3段重ねでEFマウントボディへ装着可能に


これだけマウントアダプタを連結すると折れたりしないか心配になります。とくに最後のNF - EOSが薄っぺらいので心配だったり。



ざっと撮ってみた感じの67 M 300の印象は、絞り開放F4.0では少し甘めの描写でF5.6に絞れば大きく改善、F8.0でさらに良くなるようです。周辺光量はF4.0でもたっぷり、ですがF5.6に比べるとずいぶん落ちてることに気づかされます。

以下にFlickrリンク張っておいたので好きなだけ見てください。

2014年11月20日木曜日

ラップトップのバッテリが充電できない!

現在のところ高負荷の作業の時に使ってるMSIのラップトップ、今日充電できなくなりました。原因はたぶんバッテリ保護が働いたため。

以下に詳しく書きます。

1, 大学に到着してリュックのパソコンを入れる部分が異常に発熱していることに気づく
2, ラップトップをAC電源に接続して起動すると、起動したものの充電を開始しない
3, パソコンを起動したままバッテリの脱着を試みるも失敗(充電できないまま)
4, バッテリを本体から外す

購入したのはおよそ4ヵ月前なのでバッテリの寿命というほどではないはず。ということで簡単にググりました。

http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=002158

http://h10025.www1.hp.com/ewfrf/wc/document?cc=jp&lc=ja&dlc=ja&tmp_geoLoc=true&docname=c01322625

http://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?PID=8504-6582

バッテリの材質なんて今時はリチウムイオンなので、どのメーカーにしても参考になるでしょう。ひとまず温度という観点からは、どのメーカーも「保護が入る」可能性について言及されています。

調べた時点で多少は温度が下がっただろうから、ダメ元で装着してみますが、充電されません。


ちょっと気になったのはHPの「バッテリーは、バッテリ残量がゼロにならないように、自己放電を低く抑えるモードに移行します。」という記述
http://h10025.www1.hp.com/ewfrf/wc/document?docname=c03477448&lc=ja&cc=jp&dlc=ja

確かに残量ゼロになる(表示が0%という意味ではなく、セルが0%に達する)とバッテリは使えなくなる。ということで復帰手順を「真似」してみました。

1, OSをシャットダウンする
2, ACアダプタを外す
3, 数秒待って完全に放電されるのを待つ
4, ACアダプタを接続する
5, バッテリを装着する

→これで見事に充電開始\(^o^)/

ただし高温に晒したことで、バッテリは確実に傷んでます。再び充電できたことは良かったのですが、今後似たような事例が発生しないように対策せねば…

2014年11月1日土曜日

Powerpointでスライドが勝手に進む

リハーサルのタイミングを使ってるのが原因です。


まずはこの"Use timing"のチェックを外して、"Set up slide show"を開き


Advance slidesのManuallyを選択(Using timings, if presentではなく)

この事案に関する日本のサイト5つ載せます。

http://ciao.aoten.jp/ciao/2012/07/post-04bc.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1037959090
http://jikosyuuhuku.blogspot.ca/2013/05/powerpoint.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3081826.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6569182.html

2014年10月20日月曜日

鳴子峡の紅葉はまもなく見頃?

【追記】
気温次第で週末までもたない可能性も。
・るるぶ→20日の時点で「90%」と表示、画像を見る限り20日の時点でほぼ見頃
・観光協会→22日の時点で「見頃」宣言
【追記ここまで】

もう少しで見頃みたいです。一番たよりになるのは画像付きの「るるぶ」
http://www.rurubu.com/season/autumn/koyo/detail.aspx?SozaiNo=040011#ChannelPhoto

文字情報だけですが、場所によって少しずつ異なる色づきを的確に伝えてくれるのが観光協会
http://www.naruko.gr.jp/file-kouyo-jyoho/kouyo-jyoho.htm

ここもあわせて確認してみてください
http://kouyou.nihon-kankou.or.jp/detail/view.php?m=2&id=K0403

天候は「大崎市」として分類されるものの、平地と山間部では雲の出方がちょっと違う場合もあるので頼りに出来るかどうかは状況次第です。太陽は当然ながら南側なので、大崎市だけでなく、加美町の天気も参考にできるかも。

2012年の秋には大深沢橋の鳴子側に日付が変わる頃に車を駐めて携帯電話で177に問い合わせた覚えがあります(この年は曇った)。

写真はもう5年前の2009年の10月23日ですが、この日はとても綺麗でした。レンズは85 mm程度で、縦方向はそれでOKですが、横方向はもっと広くしても大丈夫(たとえば横長の構図で50 mmもOK)です(焦点距離は135判)。

 
今年も同じくらいに見頃を迎えそうです。今週末あたりは良い案配な予感

2014年10月16日木曜日

10月定例更新・(Windows 7のみ)KB2952664に失敗、KB2949927で問題発生する場合がある

10月の定例アップデート、今回は特に重要なセキュリティパッチが含まれるので必ず更新

【追記2014年10月20日】
KB2949927が不具合で更新プログラムの提供が中止に
http://japan.zdnet.com/security/analysis/35055380/
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/2949927
【追記ここまで】

http://capacitor.blog.fc2.com/blog-entry-200.html
このブログはいつもわかりやすくまとめられています。

ただWindows 7向けのKB2952664が、一部で不具合とのこと。内容は重大ではありません。
簡単には更新失敗して「失敗」表示になるもの。セキュリティアップデートではないので、失敗したりインストールしない場合でも直接的な問題はない(じゃあ何のためのアップデート?)。

詳細がまとめられてる記事がここ
http://d.hatena.ne.jp/Kango/20141016/1413402460

要約すると
・KB2952664そのものは、ずいぶん前から存在するアップデート 
・セキュリティ関連ではないので失敗しても大きな問題にはならない
・一旦アンインストールしてから再インストールで問題解決した


他の記事でもアンインストール→再インストールで問題解決するとのこと

http://blog.livedoor.jp/revo2013/archives/40745241.html
http://tangoj.com/2014/10/15/41/kb2952664/
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13136923463

これはFix itで修復できたという例
http://ameblo.jp/dendoshi/entry-11939237511.html

2014年6月に、他のアップデートと共に更新失敗したという事例(冒頭のブログの過去の記事)
http://capacitor.blog.fc2.com/blog-entry-183.html

2014年10月10日金曜日

携帯プランの変更

これまでLumia 920で電話+データというプランにしていたのですが、Lumia 1520をデータ専用端末として追加したのでプラン(後払い・料金は使用量に応じて可変)としました。
データはLumia 1520に任せればいいので、じゃあLumia 920は電話専用でいい→Pay as you goが安い!このような経緯がありました。

これまでのプランを簡単にまとめると
・電話かけ放題(←いらない)
・1GB Data(←毎月1GBいらない)
・Unlimited text(←そんなにいわない)

これでも安ければ良いのですが、そんなことはなくて$60/moの1割引(Bring Your Own Device; BYODのため10%引き)で月々$54、これに諸費用が加わり$55.93でした。使ってこの値段ならともかく、ろくに使って無くてこれはやっぱり高い。電話機を分割払いで買ってる人は、分割残高を払わないとプラン変更できないのですが、自分の電話機を使っている分には変更し放題なので早速移行です。

2014年9月29日月曜日

EOS 7D mark IIの2020万画素は有効か、無駄か

ニコンのD750とは対照的に(少なくとも今のところ、日本国内では)好意を持って受け入れられてるように見えるEOS 7D mark II
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/7dmk2/index.html

連写は10 コマ/秒で、RAWでも31枚まで、JPEGでは1000枚まで撮れる(いずれもキヤノン側でUDMA7対応カードによる試験による・シャッター速度など条件が含まれる)し、画素数も2020万画素で数字を見るととても良さそうに見える。AFもかなり良さそう。

http://cweb.canon.jp/eos/lineup/7dmk2/spec.html

一つの疑問は2020万画素が有効なのか、本当に2020万画素を生かし切れてるか、もしかしたら2020万画素要らなかったんじゃないかということ。

2014年9月16日火曜日

ニコンのD750に思うこと

フォトキナに合わせての発表ですが、ニコンの発表したD750について感じたことをまとめます。
http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d750/

D800が出てからD700の後継機種が出ないのか期待されていた中、数値が700番台のD750には期待がかかっていた。具体的にはD4Sと同じ撮像素子で高感度はもちろん得意、そして連写重視(たとえば10コマ/秒)のFX機になることが期待されていたのではないかと思います。10ピンターミナル装備でファインダーは丸窓、そういう期待の中で出たのは「D620」と言えるようなスペックの機種でした。

今のニコンにおける135判デジタル一眼レフ(FX機)のラインナップは
D4S - D810 - D750 - D610 - Df
ですが、特にD750とD610で特性の差別化ができていません。これがD750→D620と言われる所以なのですが、どうせならD750はかつてのD700のように連写強化することで
1. D4S → スチル最高峰
2. D810 → 高画素超高精細
3. D7?0 → 連写重視(画素数はD4Sと共通・30万円)
4. D6?0 → 動画重視(FX入門機を兼ねる・25万円)
5. Df → デザイン重視

これだったら700番台の一貫性も保てて600, 700, 800番台のそれぞれの立ち位置も明快で良かったと思います。
1080/60pに対応した動画、バリアングルは良いのですが、どうしてD620じゃないのかが疑問です。せっかくD700で築いたイメージを崩壊させてしまいました。

もちろんニコンもマーケティングはしっかり行っているはずですし、その結果を基にして製品開発をしてきたはずです。こんな素人の「ボクがかんがえた、さいきょーのラインナップ」には何らかの大きな問題があって実現できなかったのだとは思いますが、でもどうして今回の機種にD750という数字を割り振ったのかは分かりません。

追記: D750をあくまでD620として考えればD610に対して性能向上してるので、ここまで非難を浴びることはなかったでしょう。D750が魅力的な機種なのは間違いないのですが、価格を含めて考えてもD610が今後ラインナップに残るとは思いません。

2014年9月6日土曜日

Windowsでフォルダが削除できない

NTFSでフォーマットされたドライブの、特定のフォルダが削除できない問題の対処です。

 たとえばCドライブに含まれるフォルダ(たとえばP:\users\username\tmp)で、問題が発生したとします。その場合は当該ドライブ(つまりP:\)のプロパティを開く→セキュリティ→Authenticated Usersを削除すれば解決します。
問題の起きてるフォルダ(P:\users\username\tmp)のセキュリティを変更しても解決しません…アクセス拒否される。もしかしたらP:\users\username\のセキュリティを変更するだけで解決するかもしれませんが、未検証です。


複数のパソコンでドライブを共有すると、この問題に直面します。多くはEditで問題が解決しますが、アクセス拒否となる場合があるので、その場合はドライブのプロパティで、怪しいユーザーのエントリを削除します。


ここで言うとAccount Unknownを削除すれば、先のフォルダが削除できるようになります。

2014年1月31日金曜日

携帯電話の契約と支払い

携帯電話、昨年末(といっても11月)にようやく契約しました。意外というか日本と全く違う部分があったので記載します。

1. 支払いは自分から
口座引き落としではありません。そういうオプションもあるのかもしれないけれど、標準は自分で期限までに払い込む方式。面倒である。ただ勝手に引き落としの情報が向こう側に渡ってしまうことがないという観点からは好ましいかも。不正引き落とし(悪意の有無によらず)が起きないためです。それでもなお口座番号を向こう側に伝えてあるのに自分から振り込みのようなことをしなければならないのは面倒だなあ、と思いました。日本の自動口座引き落としに慣れているせいもあります。

2. クレジットがある
支払いをミスっちゃうときありますよね。僕なんかは最初口座引き落としだとばかり思い込んで振り込みはせず、しかし引き落とされないからおっかしーななんて思ってました。そうしているうちに、最初の月は見事にスルー。払わなかったわけだけれど、でもすぐに使用停止にならない。どういうことかというと、口座にあらかじめクレジットが設定されています。私の場合は300$でした。支払いが滞ってもこの300CADから立て替えてもらえるので即使用停止にはならない。

3. 銀行側から電話がかかってくる
これで支払いの詳細とかを聞けば良かったんですが、何せずぼらな性格+知らない番号には応答しないという謎ポリシーがあるので、無視を決め込んでいたのです。ちゃんと電話に出てどうやって支払えばいいのか確認しましょう。


じゃあ私の場合、全体の日程はどんなだったかというと、
(1)まず11月上旬に契約、翌日から一日一回は電話かかってくる→全部無視
(2)12月上旬に最初の引き落としがあるはず(銀行口座番号伝えてあるしwktk)
(3)引き落としがない(振り込みとはつゆ知らず)おかしいと思いつつ無視
(4)相変わらず電話かかりまくってくる(相変わらず無視)
(5)ある日(12月中旬)ふとログインしてみる→300CADのCreditから立て替えられてることに気づく
(6)その日のうちに急いで振り込み手続きを銀行口座側から実施(支払い手続きを実施)
   ※なぜならこの翌日が日本への一時帰国だったので、支払い機会を逃したくない
(7)電話会社側の状態が更新されず、相変わらずCreditから立て替えている状態のまま
(8)この時点で「例の電話」がかかってくる→渡りに船、電話に出たよ!
(9)電話口で上記3点を確認し、状態が更新されないのは2営業日遅延の仕様www
(10)とりあえず支払いできているだろうことが確認できたので、さっぱり忘れて一時帰国の準備

2014年1月11日土曜日

Ubuntuで画面サイズを変更

最近はUbuntuをVirtualBox上で走らせて、gnu-plotとかで遊んでいます。ところが問題があって、画面サイズが4:3からしか選べない。うーん、FHDの液晶パネルがあってもフルに活用できない(左右に黒縁)ということで困っていました。

じゃあ何とかして変えましょう。さっそくぐぐります。

[1] Ubuntu vs CPU切替機&画面解像度
http://linuxandxx.blog.fc2.com/blog-entry-11.html

ここに

“"xrandr"という、モニタの設定を行うコマンドを実行すれば再度正しく認識してくれる”

じゃあこれで逝ける!と思ったのですがターミナルに「"VGA1"なんてないじゃない。馬鹿なの死ぬの?」と怒られる始末。名前が間違ってるのは分かるけれど、じゃあなんて入れれば良いの!分からない。

パソコンってもっとこういうところを進化させたらいい(たとえば正しい値を提案するとかしてもらいたい)と思うのだけれど、それは作る側からすれば難しいのだと思います。少なくともどうやったら正しい引数を見つかられるかはメッセージ中に書いてもいいと思うんだけれどなあ。でも汎用ソフトで、環境によって引数を調べるコマンドは違うだろうから、やっぱり難しい…だとかチラチラ考えながら検索。そして発見

[2] ubuntu 10.04 で解像度を変更する
http://deppari783.blog7.fc2.com/blog-entry-19.html

ここでは

“cvt を利用して追加したい解像度の情報を得ます。”

そうだよ、そのコマンドだよ、知りたかったのは。いずれxrandrは使うけれど、その前にcvtでモード一覧を表示してあげれば、引数もついでにわかるというお話。


はい、こんな感じで変更できました。興味深かったのは、これを実施する前に1680x1050というモニタに対して1600x1200という「はみ出す解像度」に設定したとき、勝手に1600x1050になった点です。エラーを吐いて落ちるかと思っていましたが、はみ出さないギリギリに自動で合わせてくれたのですね。すごいなあ。