2017年1月28日土曜日

中判デジタル

ふと中判デジタルに関連する記事を読んで、同意する点が多く、何となく書きたくなってしまいました。GFX 50sが出る直前だし、ちょうどハッセルのX1Dも出荷されてるって話題になってたし。

2017年1月22日日曜日

ペンタックス67レンズをティルトシフト可能なレンズとしてD810Aで使う

・ティルトシフトレンズとは
簡単に言うと光軸をあえてずらして、ピント面のコントロールするのがティルトで、イメージサークルの中心部でなく周辺部を使って遠近感などをコントロールするのがシフトです。
概略はケンコープロフェッショナルイメージングのホースマンのページに掲載されています。

ティルトはピント面が光軸に直交するということを逆手に取り、光軸をフイルム面(センサー面)と直交させないようにします。これによりピント面とカメラのフイルム面(センサー面)の並行関係を崩します。フイルム面(センサー面)と被写体の配置、それに傾ける向きの方向の関係によって、ピントが合う範囲は通常(ティルトなし)に比べて深くなる場合と逆に浅くなる場合があります。深度を深くする例はアクセサリーなどの撮影です。絞りを絞り込むことでも被写界深度を深くできますが、レンズによって最大絞り値が決まっていて(F22やF32など)、これがしばしば不十分であること、また絞り込みすぎると回折が発生(2017年現在に発売されているレンズ交換式のデジタルカメラだと、概ねF11からF16まで絞るとドットバイドット表示において明確なシャープネス低下が見られる)してしまうことから、ティルトは有効です。また深度を浅くする例はミニチュア撮影を光学的に行う場合で、大口径レンズではボケが得られない平面の被写体においてもピント面をその平面から傾けることで被写体の一部にしかピントが合わないような画像が得られます。