2009年8月31日月曜日

新潟地区の国鉄色DCを用いた秋臨

今年の春に定期運用から離脱した新津運輸区所属のキハ52型ならびにキハ58系ですが、秋臨として新潟地区を走ります。

秋臨として運行されるのは国鉄色の車両です。

http://www.westjr.co.jp/ICSFiles/afieldfile/2009/08/28/1_20090828_niigatadc.pdf

(1)只見線

・ぐるり一周号(磐西~只見~上越)
10/24および10/25に運転。例年通り新潟~新潟の運転。

・紅葉号(上越~只見)
10/31~11/3および11/7と11/8に運転。新潟と只見の間を上越~只見線で運転。
噂によればキハ58系とキハ52型によって運転されるのは10/31~11/3のみ。11/7と11/8はキハ40とキハ47型で運転。根拠は「おもいでの急行べにばな」が11/7と11/8に運転されるため。

[追記]

デジタルパンフレット2009年総合ガイドブック(URL http://www.niigatadc.com/download/index.html)によれば、11月三連休はキハ58系とキハ52型による運転で7と8はキハ40系による運転で正しいようです。

[追記終わり]

(2)米坂線

・おもいでの急行べにばな号
11/7と11/8の各日に一往復を運転。運転区間は新潟から米沢。

(3)飯山線

・おもいでの急行野沢号
11/14(往路)と11/15(復路)を運転。長岡から長野間。

(4)越後線

・おもいでの急行ひめかわ
11/21(往路)と11/22(復路)を運転。新潟と糸魚川間。

2009年8月28日金曜日

中央線荒れ模様

線路付近から煙が出て信号配線に異常発生、大幅にダイヤが乱れている模様です。

発生時刻はだいたい午後9時頃、新宿駅付近の線路から発煙したとのことです。しかしこんな時間まで乱れは続いています。

全ての列車が(均等に遅れながらも)流れていればともかく、列車数が減っているようです(信号が赤から変わらなくなった)。

こんな時間まで遅延しては終電接続が絶望的ですから、たまったもんではありません。

2009年8月26日水曜日

D51復帰に向けて

修繕されているD51 498は復帰へ向けて順調な模様です。

「デゴイチ、10月復帰へ修繕進む」
http://www.asahi.com/national/update/0826/TKY200908260335.html?ref=rss

およそ9ヶ月前にボイラーの空焚きで走れなくなったD51ですが、このたび報道陣向けに修繕の様子が公開されました。現在は殆どの修繕が完了し、細かい点の調整という段階。10月の上越線で「復活」する見通しだそうです。

修繕には億単位の費用がかかったとのこと。しかしそれでもJR東日本は修繕しました。今後末永く運用に就くことを願います。また併せてC61 20も動態復活させる意向とのことですので、しばらくはSLに湧くJR東日本でしょう。

ただこれまでSL運転の際に上越線はともかく、千葉などでの「出張運転」の折にマナーの悪い人(あれファンって呼んでいいのですかね?)が見受けられたという事実は残念です。

2009年8月22日土曜日

続報・Tomix製キハ58の側窓にある傷

前回もしかして?ということで記事を書いたのです。その後、特に他の方から反応はなく私の方から詳しそうなブログを探して「そちらの個体に傷は御座いませんか」と聞いてみました。その結果、先方の車両にも傷が発見されました。

ご協力いただいたのは「今日もどこかで、ガッタン・ゴットン(http://n-gauge.typepad.jp/blog/)」の管理人様です。そして「今日もどこかで、ガッタン・ゴットン」にコメント投稿して下さいました「マー坊の鉄道日記(http://railway- diary.seesaa.net/)」の管理人様です。お二方にはこの場を借りて御礼申し上げます。

さて問題の傷ですが、マー坊様がメーカーから回答を頂いています。くわしくは「今日もどこかで、ガッタン・ゴットン」の当該記事を見ていただければと思います。原因を一言で表すならば「ウエルドライン」ですが(詳しくは他のサイトをご覧下さい)、これは金型へ樹脂を流し込む際に生成されるものです。

ともかく今回見つかった傷はメーカーでの製造時から存在する傷であり、個体差は多少存在するもののかなり多くの個体で発見されるようです。

学校始まるの早い

夏休みが短くなってきた関東です。こんなに早く始める理由は、数値でしかものを言えない人がたくさんいるからなのでしょうか?

以前は9月1日から始まっていた学校です。ところが最近では8月から授業を開始する学校が爆発的増殖を遂げています。これは授業数の確保が目的です(そして無論、多くの教員―ただし多くの管理職は除く―の要望ではなく「上」からの指示です)。「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」じゃないんだし、営業の成績じゃないんだから、数に拘ってどうする。

前にも書きましたが現状では平教員の言い分は通りません。なぜなら管理職は「上」の飼い犬同然で、刃向かえば左遷は確実。詰まるところ「上」→管理職(校長⇔副校長⇔主幹→主任)→平という命令伝達構造が軍隊のごとく出来上がっているのです。だからいくら先生(校長とかと結託してる主幹や、金ほしさに言いなりになる主任を除く)が「嫌だ」と思っても反映されない今の教育現場。ああ可哀想。

話を戻すと教育って数値に拘っても意味がないことは分かるはず。だからといって手を抜いていいと言っているのではない。手を抜いてはいけないけど、じゃあ頭数だけそろえればいいのですか?8月から授業をやって効果があるのでしょうか。

しかし「学力低下」が謳われていることは事実(実際に学力低下しているかは別として)。対策をしなければなりません。対策は目に見えるものがよい。そうすると授業数を必死で確保するしか手段がないんですね。学校を1週間程度増やしたところで何か結果が伴うとは123歩譲っても考えられません。ただ他に目に見える対策がないから、この手段を押しつけているのでは・・・?「授業数確保」なら目に見える数字であり、一番単純ですからね。

ただこれでは生徒は良くならないし、そもそもこんな方法は教育でもありません。教育がこんな変梃では、これから将来大変です。こういう時こそ親がしっかりしていなければならないのですが、なぜか今の親の世代はちょうど荒れた時期に生徒だった世代なので・・・

結局のところ8月から授業を行っても効果は無さそうですが、他に手段がないのでこの方法を採っているのではないかと。「上」にいる人たちの自己満足のためにね。

[補足]
「上」や管理職が全員100%で悪ではないし、所謂「平」が全員100%善ではありません(特に後者)。それは確実。

2009年8月20日木曜日

一部は大口径化も

コンデジでは高画素化が減速して、高画質化が進行か?という現状ですが、 平行して光学系がF2へ大口径化する動きも(一部ではありますが)見られます。

従来は広角端でも、せいぜいF2.8程度の口径を持つレンズが採用されていました。ところが最近になって口径が大きくなったのです。

・GR Digital III (RICOH) はF1.9
・PowerShot S90 (Canon) はF2

の二つはいずれもF2クラスを実現したカメラです。口径が大きくなると

・同じシャッター速度なら、より低感度
・同じ感度であれば、より高速シャッターが切れる

という利点は存在する一方で

・収差を抑えこみ、高画質とするのが難しい
・高画質のために良い材料を使わねばならず、高価になりがち

という欠点もあります。これらの欠点がために従来はF2.8程度だったのです(そして利点も重要視されていなかったのでしょう)。が、しかし高画質化を目指していると思われるコンデジ業界。高画質のためには低感度が手っ取り早い。低感度には大口径のレンズが必要。そういう流れで欠点をはね除けてF2 クラスのレンズが登場したものと思われます。

元来RICOHにしてもCanonにしても、持ち前の光学設計能力はかなり高いので設計に(比較的)苦労しなかったのではないかと思われます。GR Digitalは元々画質を極めた機種。キヤノンは高画質を目指すという点で共通です。

低画素化の兆し?

コンデジが1,000万画素を超えてきたあたりから画素数ばかり上げて一体何になる?と思っていました。画素数を高くしても光学系が貧弱だったりノイズが多かったり。

すると本日発表のPowerShot G11およびPowerShot S90は1,000万画素だったのです。

PowerShot G11はPowerShot G10の後継機種。G10は1,400万画素だったのですがG11は1,000万画素に落ちてしまいました。

しかしそもそもの1,400万画素なんて役に立つのか甚だ疑問だったのです。

低感度で順光という好条件ならばその本領を発揮できるのかもしれませんが、それでもデジタル一眼レフの1,000万画素には遠く及ばない画質です(もちろん解像力だけではなく総合で)。そして高感度撮影になればノイズだらけ、逆光では白飛びや黒つぶれが多かったのです。

高画素にするよりも低ノイズにするほうが重要ではないか。

コンデジが800万画素を超えたあたりから徐々に、1,000万画素を超えた頃には明確に「画素ではなく高画質」が重要ではないかと考えました。それでも各社画素数の競争で高画素化は進行。それでも高画素化には限界があると感じたのか、画素数競争は一段落。

キヤノン以外では富士フイルムは1,200万画素、リコーは900~1,000万画素を維持。だいたいこのあたり(1,000万画素前後)が暫くの目安になるのでしょうか。

かくして「画素数」だけではなく「画質」も重要な要件として認識され始める(?)コンデジでした。

2009年8月19日水曜日

Tomix製キハ58の側窓に傷ありませんか?

最近リニューアル発売されたTomixのキハ58シリーズですが、以前から気になる問題があります。それは窓。傷があるように思います。


問題の傷。多数ある窓の中でも唯一、この箇所でのみ発生(左右共に)。

2009年8月15日土曜日

ストロボ(フラッシュ)

先日某所に出かけた時に思ったことです。スタジアムのスタンド(観客席)でストロボを焚いて何になるのか?

世界陸上でも同じような光景を目の当たりにします。

ストロボにはガイドナンバー(GN)という性能指標が与えられます。ガイドナンバーとはおおざっぱに言えばストロボの最大光量です。GNは感度ISO100のときにレンズの口径と被写体までの距離の積の値です。

実用上は「GN56のストロボを使ってフィルムの感度100で被写体までの距離が10mであるときに、この被写体を適正露出で撮影するためにはレンズの口径をF5.6にする」ことになります。式にすれば

ガイドナンバーGN×(ISO感度÷ISO100)÷(被写体までの距離)=レンズの絞り値
or
ガイドナンバーGN×(ISO感度÷ISO100)÷(レンズの絞り値)=被写体までの距離

というわけです。ということはGN一定(つまりあるストロボを使うという条件)のとき

・感度が2倍になる。
・撮影距離が0.5倍になる。
・レンズの口径が√2(≒1.4)倍になる(つまり絞り値は1/√2≒0.7倍になる)。

これら3つの条件は全て同一になります(口径について“n倍になる”とは“n倍だけ大口径となり絞り値は(1/n)倍だけ小さくなる”ことを指す)。

さて問題はこのGNの値であり、だいたいの小さな一眼レフカメラは15程度になります。感度を800にしたと仮定します。そして多く使われているレンズは頑張っても開放でF2.8程度の絞りですから被写体までの距離は

GN15×(ISO800÷100)÷F2.8=40m

ということでおよそ40mが限界値なのです。ここで感度をISO3200にすれば限界は160mとなります。しかしよく考えてみてください。そもそもスタジアムの照明は非常に明るいことが多いので、ストロボなんて焚かなくても十分に速いシャッター速度を確保することが出来ます。

以上が一眼レフでの話。次にコンデジについて考えると、コンデジのGNは一眼レフの小型内蔵ストロボにもましてさらに貧弱です。一眼レフですら意味がないようなストロボなのに、さらに貧弱なコンデジのストロボが役に立つことって果たしてあるのでしょうか。もちろんありません。

ちなみに富士フイルム FinePix F60fdでは屋外の広角、感度自動の設定とするとき約4.4mしかフラッシュ光が届きません(仮にこのときISO400ならば、マニュアルでISO1600相当としても17.6mがいいところ)。やはり無意味なのです。

これまでの結論―スタジアムでストロボを焚くことは無意味―が嘘だと思うなら、一度ストロボを焚かないで撮影してみると良いでしょう。

かなり多くの場合においてはストロボを焚いても焚かなくても結果は同じなのです。相当にGNが大きな(例えばGN50を超えるような)ストロボ―ここまで明るいストロボを使えば迷惑行為なので退場させられるかもしれません―を使用すれば例外ですが。

結局のところストロボは焚かなくても撮影結果が同じなので、ストロボは焚くべきでありません。

理由の一つ目として、選手は競技に集中すべきだからです。あのストロボは気が散ります。慣れている選手達ではありますが、しかしあるのとないのでは、ストロボ光はないに越したことはありません。

もう一つ理由があります。それは電池の消耗。コンデジの電池はお世辞にも容量が大きいとは言えません。この小さな容量の電池を長持ちさせるためにストロボは切るべきなのです。

フラッシュ光やストロボ光の自粛―言い換えるならば無意味な発光の撲滅―が早く広まることを期待します。

イモムシ

久しぶりの更新です。

先日もアオスジアゲハの幼虫と思しき青虫が庭の木の葉を這っていたのですが、今日はちょっと違うタイプのイモムシを庭で見つけました。

見たくない人は見ないでください。見て後悔しても知りません。

ブログ方針(少しだけ)転換

昨年に当ブログを開設したときは「風景鉄道写真」をメインにしていました。しかし今年度に入ってから妙に忙しくなってしまい、あちらこちら自由に行けなくなったのです。

そこで少しだけ方向を転換します。

2009年8月2日日曜日

シャープの電球型LED

当初は7月15日に発売予定だったのですが、延期になってようやく発売。昨日の夜に早速買ってきました。


購入したのは600シリーズで調光非対応の昼白色DL-L601Nというタイプ。だいたい4,000円でした。兄弟モデルに電球色があります。


なぜか仕様の中程はラベルが貼り替えられてあったのです。いつか剥ぎます。

調光対応は別のモデルなので間違えて買わないように、とのこと。消費電力は7.5ワットなので意外と大きいですね。この弟モデルDL-L401Nは消費電力が4.1Wと小さくなっています。ラインナップが少ないようで、実は多いので買う際には注意が必要です。


パッケージから取り出した製品。根本に注意書きがあります。


口径は通常のE26というタイプ。標準的な大きさです。

フィンのように見える部分は本当にフィンなのです。ダイオードは発熱が少ないと思われる方が多いと思うのですが、実はそうでもないのです。ダイオードとて明るくすると発熱が多くなるのです。そしてダイオードは(半導体素子であるために)高温下で動作させ続けると寿命が著しく短くなります。したがって放熱にかなり気を使わねばならず、結果としてこのような形状になったものと推測されます。


先端にはメーカや型番、仕様、製造国が記されています。特に変わった点はありません。

動作中はこの表記がある部分は暖かい程度なのですが、根っこの部分がかなり熱くなります。やはり光量を確保するには発熱が激しいということらしいです。


点灯時間(スイッチを入れてから安定するまでの時間)は短く、光量も十分。あとは価格が難点といったところか。今までよりも各段に安くはなっていますが、それでも積極的な置き換えには少し高いです。

はたして今後、どのくらい普及するのか?

ちなみに今回の撮影は(もはや定番の)Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZFで行いました。