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写真に限らず趣味全般のまとめ リンクフリー
2023年3月1日水曜日
Surface Pro 8のSSDをMicron 2400シリーズの2 TBに換装
2023年1月1日日曜日
只見線とゲートボール体験
信じられますか?遊びに行った先でゲートボールに誘われて一緒に遊んで、列車が来たときにゲートボールの様子を撮らせてもらいました。
秋のある日、私はまた会津を訪れていました。天気はそんなに冴えず、典型的な会津の秋です。せっかくの臨時列車を撮るアテもなくふらふらとしていると、地元民が集まってくるではありませんか!
その中で一番親しみやすそうな人に、まずは声を掛けてみます。こういうときはグループの中で誰に声を掛けるかがその後の展開を大きく左右するので 、「誰に」声をかけるかを非常に慎重に選択すべきです。選択は重要です。
声を掛けてみると、2時間ほどゲートボールの練習をするということですが、この2時間のウインドウで臨時列車と定期列車が1つずつ来ます。せっかくなので列車と一緒に撮って良いかと聞くと快諾。まずは臨時列車が来るのを待ちます。ただし列車の時間はよく分からない(理詰めで何時「までに」は分かっても、具体的な時刻は不明)中でひたすら待ちます。ゲートボールの進展も見守りますが如何せんルールが分からないので眺めるばかり。
遙か彼方から警笛が聞こえ、臨時列車がやってきました。動画もセットして彼らのゲートボールを眺めつつ列車を見送ります。
次の定期列車は分単位でいつやってくるか分かってるので狙い澄まして待ち構えるつもりでした。まだ60分近くあり、ゲートボールは休憩に入ったようなので、さきほど無事に撮影できたと伝えます。すると驚くべきことに、ゲートボールへの参加を要請してきたではありませんか!信じられますか?見ず知らずの人をゲートボールのチームメンバーとして誘うことが。私の返事はもちろんYESです。断ることは絶対にできません。ただし列車が来るときに撮るから一瞬だけ抜けることを伝えます。
ルールすら知らなかった私ですが、まずプレーヤー全員がゲート#1 を通すことを聞きます。またボールを当てれば、もう1ショット打てることも聞きます。でも全体の戦略についてはまったく分かりません。指示役を探してどのように打てばいいか聞きます。ショットは、最初こそ苦労しましたが、慣れてくれば割と的確で意外に面白いものでした。しかし全体の戦略については依然よく分からないままでした。
ともかくプレーを続けるうちに列車が来る5分前になりました。カメラを取り出します。撮影の準備に入りました。彼らがフィールドに散らばって列車を見送る様子を撮ろうと必死に考えます:ゲートボール場から撮るべきか、少し上から俯瞰した様子を撮るべきか。俯瞰するようにしました。
列車はワンマン運転だったので、駅で乗客の乗降に時間を要していました。きっと私を見ていた人たちは奇妙な感覚に襲われたでしょう。ゲートボールをしている若者が、この時点でよく分からない状況ですが、さらに一生懸命に走ってカメラを構えています。旅行者からすれば「彼は地元民かもしれない、それにしてもなぜゲートボールを一緒にするのか?いやもしかしたら旅行者か、地元民に馴染みすぎているとしか言えないものの、いずれにしろこんなに若いゲートボールerはいないはず」と考えたはずです。ともかく私はすっかりと地元民になじんでいました。
無事に写真が撮れた後で、私は近隣にある地元の商店を訪れてゲートボールの経験を共有しました。店主は「一緒にいたのが誰か」をそれは大層興味深そうに真剣に考えてくれます。私はまたしても地元民に馴染んでいたのでした。ユニークな体験でした。写真は必ず写っている人たちに手渡すべきです。どのように渡すかを検討しています。もしかしたら件の地元の商店が良いルートになるかもしれません。
2022年10月23日日曜日
旧世代PC Nikkor各種の情報
28 mm F4.0
https://imaging.nikon.com/history/story/0017/index.htm
https://www.mir.com.my/rb/photography/companies/nikon/nikkoresources/PC_Nikkor/index3.htm
28 mm F3.5
https://www.mir.com.my/rb/photography/companies/nikon/nikkoresources/PC_Nikkor/index4.htm
35 mm F3.5
https://bmwdean.com/pc-nikkor-manual.htm
http://www.marcocavina.com/articoli_fotografici/PC-Nikkor_35mm/00_pag.htm
35 mm F2.8の1つめ
https://lens-db.com/nikon-pc-nikkor-35mm-f28-1968/
http://www.marcocavina.com/articoli_fotografici/PC-Nikkor_35mm/00_pag.htm
35 mm F2.8の2つめ
https://www.mir.com.my/rb/photography/companies/nikon/nikkoresources/PC_Nikkor/index2.htm
https://cdn-10.nikon-cdn.com/pdf/manuals/archive/PC-Nikkor%2035%20mm%20f-2.8.pdf
2022年10月22日土曜日
2022年10月15日土曜日
PC NIKKOR 19mm f/4E ED
個人的に、超広角についてはCarl Zeiss Distagon 21が確立した基準を、Carl Zeiss Distagon 15が拡張してくれましたが限界も感じていました。
Distagon 21は描写があまりにも優秀すぎて、一見すると標準レンズではないかと感じさせます。理想的なラボでの平面の複写では実際にそうだったでしょう。異論はありません。しかし実際のフィールドへ探検に出て写真を撮ると、そこには確かに超広角特有の描写が存在していました。カメラが完全な水平に保たれていないと、うわすぼまりに見えてしまいます。
https://helpx.adobe.com/jp/lightroom-classic/how-to/fix-lens-distortion-photo.html
https://www.captureone.com/ja/explore-features
同様なことはDistagon 15にも当てはまり、画角がより広いためより敏感にこの問題を対処する必要が出てきます。水平垂直を完全にしてしまうと、もちろん状況によりますが、地面が多く写りすぎたり逆に空が多すぎたりしてしまうので、傾けることが多くありました。しかしこれを補正するとなると実効画素数が落ちてしまう問題に直面してしまいますし、トリミングされた領域を考えると15 mmはその画角を存分に生かしてはいなかったのです。これが問題(1)
さらに事態を悪くするのが、周辺部における違和感でしょう。これは無闇矢鱈に超広角レンズで集合写真を撮影すると、周辺部に居る人が実際よりも広い幅を有する体格でないかと感じてしまう現象に通じます。
https://www.dxo.com/ja/technology/lens-distortions/
これはperspective distortionとも呼ばれる現象で、一部の方は困った経験を有すると思います。これが問題(2)
つまり15 mmでは、2つの問題からもはや思い通りの表現ができない領域に達していました。同時に、15 mmほどの対角線画角が必要ないこともよく分かってきました。
この2つの問題を同時に解決し、これまで拡大してきた超広角の領域をでさらに拡大するために導入したのがPC Nikkor 19です。このレンズはパースペクティブを革新しました。
ライズ・フォール、これは画面垂直方向のシフトのことですが、これを利用することで問題(1)を解決し、見上げたり見下ろしたりする必要がなくなったことは言うまでもありません。さらに、主題に合わせてシフト、明確ではありませんが水平方向ということを暗示しています、によって問題(2)を解決しました。
円形フィルターは装着不可能なので、角形フィルターの選定やその問題については次回に。