2014年12月10日水曜日

Pentax 67 M* 300mm F4 ED (IF)をD800につけてみた

67 M 300がついに登場!予定外のキヤノン製フロントキャップのお陰で、キヤノン、ペンタックス、ニコンの共演が実現!?


アダプタは2段連結!!そしてフードは3段連結芸!!!


ニコンボディの場合はペンタックス純正の67 - 645とRayqualのPTX 645 - NFで装着可能、これにさらにRayqualのNF - EOSをつければ、なんとアダプタの3段重ねでEFマウントボディへ装着可能に


これだけマウントアダプタを連結すると折れたりしないか心配になります。とくに最後のNF - EOSが薄っぺらいので心配だったり。



ざっと撮ってみた感じの67 M 300の印象は、絞り開放F4.0では少し甘めの描写でF5.6に絞れば大きく改善、F8.0でさらに良くなるようです。周辺光量はF4.0でもたっぷり、ですがF5.6に比べるとずいぶん落ちてることに気づかされます。

以下にFlickrリンク張っておいたので好きなだけ見てください。


開放F4.0
IMG_5940

1段だけ絞ってF5.6
IMG_5941

さらに1段絞ってF8.0
IMG_5944

軸上色収差も倍率色収差も皆無で、さすがMといったところでしょうか?ただ画面の上下で何か違いがあるような気がするようなしないような…645のAと違って、せっかく三脚座があるのだから上下反転(180度回転)させた状態でも撮っておくべきでした(次回やります)

比較対象はAi ED Nikkor 300mm F4.5S (IF)ですが、これはいくら絞ってもMの開放にすら追いついてない印象

まず開放のF4.5
IMG_5952

半段(2/3段?)絞ってF5.6
IMG_5953

さらに1段絞ってF8.0
IMG_5954

これは設計が古いこともあってか倍率色収差が大きいです。ピントの合わせ方はMと同じですが、上半分は被写界深度外?レンズがおかしい?どうも違和感を感じる描写です。それはともかくとしてこのレンズ、軽さは取り柄(三脚座含めてだったか、抜きだったかで990 gのはず)なのですが、これだけ描写が違うと出番は減りそうです。

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