2013年9月10日火曜日

Distagon 2,8 / 21 の欠点

Zeissはこれまで、よく出来た製品を世に送り出してきたし、特にDistagon21はかなり広範な高評価を得てきてる。それは作りの良さだけじゃなくて画像の品質の良さによるもの。だからものすごく気に入っているのだけれど、しかしながら欠点がある。

(1) ゴーストとフレア
太陽や強力な光源に向かったときは、Distagon21はその欠点をさらけ出し、かなりの数のゴーストとフレアに見舞われる。光源が画面外にあるときでさえ、このような状況に陥ることがある。

(2) 像面湾曲
像目は平坦か、十分に大きな半径の曲面であることが望まれる。しかしDistagon21は特に近接領域で像面湾曲を示す。焦点距離が短いため目立たないから、もしかしたら見逃してしまうかもしれない。

これら二つの欠点を有しているものの、Distagon21は一眼レフ向けの広角レンズの中で頭一つ飛び出た存在であることは確か。その良さと言ったら、完全に表現することが難しいほどすばらしいレンズなのです。

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