記載内容、またその内容を元にして得られた結果の一切に、著者は責任を持ちません。
At your own risk.
- 機種名 (NIKON D810A): 0-C
- ファイル名設定:
- Aが324から326
- Bが328から32A
- Cが32Cから32E
- Dが330から332
再生メニュー
まずは再生メニューの設定4項目を1つずつ変えては設定を書き出して、バイナリエディタで開いて差分の検証をしていきます。いちいちSDカードの抜き差しはしていられないのでFlashAirが大活躍ですがバッテリー残量がゴリゴリ減っていくので2本をローテーションして持ちこたえる必要があります。- 再生画面設定
- 再生メニュー
- フォーカスポイント (00=disabled, 01=enabled): 340
- 再生画面の追加
- 画像のみ (00=disabled, 01=enabled): 344
- ハイライト (00=disabled, 01=enabled): 348
- RGBヒストグラム (00=disabled, 01=enabled): 34C
- 撮影情報 (00=disabled, 01=enabled): 350
- 統合表示 (00=disabled, 01=enabled): 354
- 撮影直後の画像確認 (00=off, 01=on): 338
- 削除後の次再生画像: 334
- 00=後ろのコマ
- 01=前のコマ
- 02=直前コマ送り方向に従う
- 縦位置自動回転 (00=off, 01=on): 33C
撮影メニュー
次に撮影メニューA~Dを攻略します。
ピクチャーコントロールはこの撮影メニューの中にありますが、アドレスがまったく別で、選択中のピクチャーコントロールを除いて撮影メニューA~Dとも連動していませんので別の項目で説明します。また自動ゆがみ補正は純正レンズを持っていないのでグレーアウトしたまま試せませんでした。
以下、もし項目に対してHEXっぽいものが4つ並んでいたら前から順に撮影メニューの管理A, B, C, Dのアドレスです。
ピクチャーコントロールはこの撮影メニューの中にありますが、アドレスがまったく別で、選択中のピクチャーコントロールを除いて撮影メニューA~Dとも連動していませんので別の項目で説明します。また自動ゆがみ補正は純正レンズを持っていないのでグレーアウトしたまま試せませんでした。
以下、もし項目に対してHEXっぽいものが4つ並んでいたら前から順に撮影メニューの管理A, B, C, Dのアドレスです。
- 撮影メニューの管理 (00=A, 01=B, 02=C, 03=D): 16A8
- 撮影メニューの管理の名前: 14-27, 2C-3F, 44-57, 5C-6F
- 文字がそのまま格納されているので、バイナリエディタで見ればすぐにわかります。
- 撮影メニューの拡張 (00=off, 01=on): 3C8, 5A0, 778, 950
- 4つすべて連動
- なお撮影モードを含めた設定値そのものは書き出されないので、ボディ本体側に記憶させているものと思われます。
- 記録フォルダの設定も同様にして書き出されてないので、ボディ本体側に記憶させているものと思われます。
- 主スロットの選択 (00=CF, 01=SD): 374, 54C, 724, 8FC
- 副スロットの機能: 378, 550, 728, 900
- 00=順次記録, 01=バックアップ記録, 02がRAW+JPEG分割記録
- 画質モード: 364, 53C, 714, 8EC
- 00=RAW+FINE, 01=RAW+NORMAL, 02=RAW+BASIC, 03=RAW, 04=TIFF(RGB), 05=FINE, 06=NORMAL, 07=BASIC
- JPEG/TIFF記録 - 画像サイズ (00=L, 01=M, 02=S): 368, 540, 718, 8F0
- JPEG/TIFF記録 - JPEG圧縮 (00=サイズ優先, 01=画質優先): 37C, 554, 72C, 904
- RAW記録 - 画像サイズ (00=L, 02=S): 3C4, 59C, 774, 94C
- RAW記録 - RAW圧縮 (00=無圧縮, 01=ロスレス圧縮, 02=(ロッシー)圧縮): 394, 56C, 744, 91C
- RAW記録 - 記録ビットレート (00=12-bit, 01=14bit): 390, 568, 740, 918
- 撮像範囲 – 撮像範囲設定 (00=FX, 01=DX, 02=5:4, 03=1.2): 3BC, 594, 76C, 944
- 撮像範囲 – DX自動切り替え (00=する, 01=しない): 3C0, 598, 770, 948
- WB設定: 498, 670, 848, A20
- 00=Auto, 01=電球, 02-蛍光灯, 03=太陽光, 04=フラッシュ, 05=曇天, 06=晴天日陰, 07=色温度指定, 08=プリセットマニュアル
- オートホワイトバランス設定 (00=Auto1, 01=Auto2): 49C, 674, 84C, A24
- 蛍光灯設定: 4A0, 678, 850, A28
- 00=ナトリウム灯混合光, 01=電球色蛍光灯, 02=温白色蛍光灯, 03=白色蛍光灯, 04=昼白色蛍光灯, 05=昼光色蛍光灯, 06=光色温度の水銀灯
- 色温度指定
- 色温度の設定値は2バイト: 3E4, 5BC, 794, 96C
- もし1バイトで区切ると8C 14だが実際には2バイトで読み込むので0x148Cであり、10進に変換すると5260になる。また逆に5270=0x1496なので、1バイトで区切ると96 14に見える。
- 最大値に設定しても2バイトに収まってるので実際のデータ長は不明だが、他のデータを見ると1つのパラメータには4バイトが割り振られているので他の1バイトに収まっているパラメータを含めて4バイトと思われる。
- 色温度微調整: 4E4, 6BC, 894, A6C
- グリーン~マゼンタ方向でこれは4バイト (Dword) のSign型。グリーンがプラスでマゼンタがマイナス側。絶対値はオフセットのステップ数(=オフセット設定値そのものの4倍)の値
- Autoの色温度調整
- ブルー~レッド: 4A4, 67C, 854, A2C
- 4バイト、ブルーがプラスでレッドがマイナス。メニューではグリーン~マゼンタの0.25ステップと違って0.5ステップでしか設定できないのに、保存されてる絶対値はグリーン~マゼンタと同じく設定値そのものの4倍の値になってる
- グリーン~マゼンタ: 4C8, 6A0, 878, A50
- 4バイト
- Auto1とAuto2は微調整の値が共通
- 電球ホワイトバランスの微調整
- ブルー~レッド: 4A8, 680, 858, A30
- グリーン~マゼンタ: 4CC, 6A4, 87C, A54
- 蛍光灯ホワイトバランスの微調整
- ブルー~レッド: 4AC, 684, 85C, A34
- グリーン~マゼンタ: 4D0, 6A8, 880, A58
- 蛍光灯ホワイトバランスの微調整は、蛍光灯の種類にかかわらず共通
- 太陽光ホワイトバランスの微調整
- ブルー~レッド: 4B0, 688, 860, A38
- グリーン~マゼンタ: 4D4, 6AC, 884, A5C
- フラッシュホワイトバランスの微調整
- ブルー~レッド: 4B4, 68C, 864, A3C
- グリーン~マゼンタ: 4D8, 6B0, 888, A60
- 曇天ホワイトバランスの微調整
- ブルー~レッド: 4B8, 690, 868, A40
- グリーン~マゼンタ: 4DC, 6B4, 88C, A64
- 晴天日陰ホワイトバランスの微調整
- ブルー~レッド: 4BC, 694, 86C, A44
- グリーン~マゼンタ: 4E0, 6B8, 890, A68
- プリセットホワイトバランス
- 選択中のプリセットマニュアル (01=d-1, 02=d-2, 03=d-3, 04=d-4, 05=d-5, 06=d-6):3E8, 5C0, 798, 970
- 以下の一覧の読み方
- A, d-1, BR: 4C4 (current value), 4EC, 6C4, 89C, A74ならばプリセットAのd-1をBRつまりブルー~レッドの方向で微調整したとき、現在値として4C4に、その他に保存される値が4EC, 6C4, 89C, A74という意味です。
- なおこれらの5つのアドレスには同じ値が格納され、また数値の決め方はオートホワイトバランスの微調整と同一で、ブルー~レッドで4バイト、ブルーがプラスでレッドがマイナスであり、絶対値は設定値そのものの4倍の値です。
- A, d-1, BR: 4C4 (current value), 4EC, 6C4, 89C, A74
- A, d-2, BR: 4C4 (current value), 4F0, 6C8, 8A0, A78
- A, d-3, BR: 4C4 (current value), 4F4, 6CC, 8A4, A7C
- A, d-4, BR: 4C4 (current value), 4F8, 6D0, 8A8, A80
- A, d-5, BR: 4C4 (current value), 4FC, 6D4, 8AC, A84
- A, d-6, BR: 4C4 (current value), 500, 6D8, 8B0, A88
- A, d-1, GM: 4E8 (current value), 504, 6DC, 8B4, A8C
- A, d-2, GM: 4E8 (current value), 508, 6E0, 8B8, A90
- A, d-3, GM: 4E8 (current value), 50C, 6E4, 8BC, A94
- A, d-4, GM: 4E8 (current value), 510, 6E8, 8C0, A98
- A, d-5, GM: 4E8 (current value), 514, 6EC, 8C4, A9C
- A, d-6, GM: 4E8 (current value), 518, 6F0, 8C8, AA0
- B, d-1, BR: 69C (current value), 4EC, 6C4, 89C, A74
- B, d-2, BR: 69C (current value), 4F0, 6C8, 8A0, A78
- B, d-3, BR: 69C (current value), 4F4, 6CC, 8A4, A7C
- B, d-4, BR: 69C (current value), 4F8, 6D0, 8A8, A80
- B, d-5, BR: 69C (current value), 4FC, 6D4, 8AC, A84
- B, d-6, BR: 69C (current value), 500, 6D8, 8B0, A88
- B, d-1, GM: 6C0 (current value), 504, 6DC, 8B4, A8C
- B, d-2, GM: 6C0 (current value), 508, 6E0, 8B8, A90
- B, d-3, GM: 6C0 (current value), 50C, 6E4, 8BC, A94
- B, d-4, GM: 6C0 (current value), 510, 6E8, 8C0, A98
- B, d-5, GM: 6C0 (current value), 514, 6EC, 8C4, A9C
- B, d-6, GM: 6C0 (current value), 518, 6F0, 8C8, AA0
- C, d-1, BR: 874 (current value), 4EC, 6C4, 89C, A74
- C, d-2, BR: 874 (current value), 4F0, 6C8, 8A0, A78
- C, d-3, BR: 874 (current value), 4F4, 6CC, 8A4, A7C
- C, d-4, BR: 874 (current value), 4F8, 6D0, 8A8, A80
- C, d-5, BR: 874 (current value), 4FC, 6D4, 8AC, A84
- C, d-6, BR: 874 (current value), 500, 6D8, 8B0, A88
- C, d-1, GM: 898 (current value), 504, 6DC, 8B4, A8C
- C, d-2, GM: 898 (current value), 508, 6E0, 8B8, A90
- C, d-3, GM: 898 (current value), 50C, 6E4, 8BC, A94
- C, d-4, GM: 898 (current value), 510, 6E8, 8C0, A98
- C, d-5, GM: 898 (current value), 514, 6EC, 8C4, A9C
- C, d-6, GM: 898 (current value), 518, 6F0, 8C8, AA0
- D, d-1, BR: A4C (current value), 4EC, 6C4, 89C, A74
- D, d-2, BR: A4C (current value), 4F0, 6C8, 8A0, A78
- D, d-3, BR: A4C (current value), 4F4, 6CC, 8A4, A7C
- D, d-4, BR: A4C (current value), 4F8, 6D0, 8A8, A80
- D, d-5, BR: A4C (current value), 4FC, 6D4, 8AC, A84
- D, d-6, BR: A4C (current value), 500, 6D8, 8B0, A88
- D, d-1, GM: A70 (current value), 504, 6DC, 8B4, A8C
- D, d-2, GM: A70 (current value), 508, 6E0, 8B8, A90
- D, d-3, GM: A70 (current value), 50C, 6E4, 8BC, A94
- D, d-4, GM: A70 (current value), 510, 6E8, 8C0, A98
- D, d-5, GM: A70 (current value), 514, 6EC, 8C4, A9C
- D, d-6, GM: A70 (current value), 518, 6F0, 8C8, AA0
- なおこのデータ上ではたとえば同じプリセットホワイトバランスd-1でブルー~レッドの微調整が撮影メニューAと撮影メニューBで別の値に設定することは可能で、それぞれ4C4と69Cで格納しているようです。
- たとえばAで微調整してからBにして微調整しなおした場合、Bで微調整したときの値は69Cと4EC, 6C4, 89C, A74に格納されます。言い換えるとAで微調整したときの値4C4は放置されています。
- しかしここで撮影メニューをBからAに変更した場合、4C4の値が4EC, 6C4, 89C, A74(厳密には4ECと思われる)の値で上書きされてしまいます。
- 結果的に撮影メニューA~Dで、プリセットホワイトバランスのデータは共通になっていることになります。
- d-1からd-6まで設定できる名前と、プロテクトの有無は以下の通り
- d-1の名前: 15Cから17F
- d-1プロテクト (00=false, 01=true): 420, 5F8, 7D0, 9A8
- d-2の名前: 184から1A7
- d-2プロテクト (00=false, 01=true): 424, 5FC, 7D4, 9AC
- d-3の名前: 1ACから1CF
- d-3 プロテクト (00=false, 01=true): 428, 600, 7D8, 9B0
- d-4の名前: 1D4から1F7
- d-4 プロテクト (00=false, 01=true): 42C, 604, 7DC, 9B4
- d-5の名前: 1FCから21F
- d-5 プロテクト (00=false, 01=true): 430, 608, 7E0, 9B8
- d-6の名前: 224から248
- d-6 プロテクト (00=false, 01=true): 434, 60C, 7E4, 9BC
- なおプリセット画像を選択したときは設定ファイルサイズそのものが大きく変わるので、詳しく分析しないこととしました。
- 色空間 (00=sRGB, 01=AdobeRGB): 360, 538, 710, 8E8
- アドレスを見ると、これが先頭?
- アクティブD-ライティング (00=off, 01=L, 02=N, 03=H, 04=H+, 08=Auto): 36C, 544, 71C, 8F4
- (HDRは書き出しなし)
- ヴィネットコントロール (00=off, 01=L, 02=N, 03=H): 370, 548, 720, 8F8
- 長秒時ノイズ低減 (00=off, 01=on): 380, 558, 730, 908
- 高感度ノイズ低減 (00=off, 01=L, 02=N, 03=H):384, 55C, 734, 90C
- ISO感度設定: 388, 560, 738, 910
- 値はISO 200のとき0X48で、100上がるごとに12段階上がっていき、たとえばISO 400なら0X48にCを加えて0X54になる。
- 値の範囲はD810Aの場合100から51200までで、3CからA8までの範囲をとる。
- ISO感度自動制御 (00=off, 01=on): 38C, 564, 73C, 914
- 制御上限感度: 3D0, 5A8, 780, 958
- 値はISO 12800のとき0X48で、100上がるごとに6段階上がっていき、たとえばHi2 (ISO 51200)なら0X48に+6+6 (+C)で0X54になる。
- 値の範囲はD810Aの場合400から51200までで、2Aから54までの範囲をとる
- 低速限界設定: 3D4, 5AC, 784, 95C
- 値は00のとき1/4000秒で、1/3段遅くなるごとに1つ増える。たとえば1/2000秒だったら3×1/3段なので03になり、一番遅い30秒のときは1Fとなる。
- 自動の場合は22
- 動画の設定
- 画像サイズ/フレームレート: 3A4, 57C, 754, 92C
- 00=1080 60p, 01=1080 50p, 02=1080 30p, 03=1080 25p, 04=1080 24p, 05=720 60p, 06=720 50p
- 動画の画質 (00=High, 01=Norm): 3A0, 578, 750, 928
- マイク感度 (00=Disabled, 01=Auto, 02=Manual): 3A8, 580, 758, 930
- マイクの音量: 3AC, 584, 75C, 934
- 値は10進表記で0から20を単純に16進表記に変えたもの。値が取る範囲は0から0X14
- 録音帯域 (00=Wide, 01=Voice): 398, 570, 748, 920
- 風切り音低減 (00=off, 01=on): 39C, 574, 74C, 924
- 動画記録先 (00=CF, 01=SD): 3CC, 5A4, 77C, 954
- 動画ISO感度設定
- 感度: 3B0, 588, 760, 938
- 値はISO 200のとき0X48で、100上がるごとに12段階上がっていき、たとえばISO 400なら0X48に0XCを加えて0X54になる。
- 値の範囲はD810Aの場合200から51200までで、48からA8までの範囲をとる。
- ISO感度自動制御 (00=off, 01=on): 3B4, 58C, 764, 93C
- 制御上限感度: 3B8, 590, 768, 940
- 値はISO 12800のとき0X48で、100上がるごとに6段階上がっていき、たとえばISO 400なら0X48から6を5回引くので0X2Aになる。
- 値の範囲はD810Aの場合400から51200までで、2Aから54までの範囲をとる。
撮影メニューA~Dに対応する保存項目は以上です。
A=360-533, B=538-70B, C=710-8E3, D=8E8-ABB, Δ=0X01D8
カスタムメニュー
細かい設定を保存しているカスタムメニューは項目も多くて分析が大変です。
A=360-533, B=538-70B, C=710-8E3, D=8E8-ABB, Δ=0X01D8
ピクチャーコントロール
設定ファイルの最後のほうに格納されています。
各ピクチャーコントロールのパラメータには、初期設定か否かを判定するアドレスがあるようですが用途がよくわかりません。メニューでSTDかSTD*か表示を切り替えるためのものかもしれません。
- 選択されているピクチャーコントロール: 1690, 1694, 1698, 169C
- 撮影メニューA~Dそれぞれに対応
- 値は00=standard, 01=neutral, 02=vivid, 03=monochrome, 04=portrait, 05=Landscape, 06=Flat
- ピクチャーコントロール スタンダード
- 初期設定か否か (00=true, 02=false): 147C
- 輪郭強調: 147E, 1492
- 手動設定だと147Eと1492が同じ値で、80を基準に0.00から0.25刻みで9.00までの36段階で最大A4に設定される
- オートだと147Eが00で1492が直前の手動設定の値(+を押したときに戻る位置)
- 明瞭度: 147F, 1493
- 手動設定だと147Fと1493が同じ値で、80を基準に設定値(0.25刻み)x4の値が足されたり引かれたりする。
- オートだと147Fが00で1493が直前の値
- コントラスト: 1480, 1494
- 手動設定だと1480と1494が同じ値で、80を基準に設定値(0.25刻み)x4の値が足されたり引かれたりする。
- オートだと1480が00で1494が直前の値
- 明るさ: 1481, 1495
- 1481と1495が同じ値で80を基準に設定値(0.25刻み)x4の値が足されたり引かれたりする。
- オートなし
- 色の濃さ: 1482, 1496
- 手動設定だと1482と1496が同じ値で80を基準に設定値(0.25刻み)x4の値が足されたり引かれたりする。
- オートだと1482が00で1496が直前の値
- 色合い1483, 1497
- 1483と1497が同じ値で80を基準に設定値(0.25刻み)x4の値が足されたり引かれたりする。
- オートなし
- ピクチャーコントロール ニュートラル
- 全体の動きはスタンダードと同じ
- 初期設定か否か (00=true, 02=false): 14CC
- 輪郭強調: 14CE, 14E2
- 14CEと14E2が同値でこれで調整
- オートの場合は14CEが00
- 明瞭度: 14CF, 14E3
- 14CFと14E3が同値でこれで調整
- オートの場合は14CFが00
- コントラスト: 14D0, 14E4
- 14D0と14E4が同値でこれで調整
- オートの場合は14D0が00
- 明るさ: 14D1, 14E5
- 14D1と14E5が同値でこれで調整
- オートなし
- 色の濃さ: 14D2, 14E6
- 14D2と14E6が同値でこれで調整
- オートの場合は14D2が00
- 色合い: 14D3, 14E7
- 14D3と14E7が同値でこれで調整
- オートなし
- ピクチャーコントロール ビビッド
- これも全体の動きはスタンダードと同じ。
- 初期設定か否か:151C (00=true, 02=false)
- 輪郭強調:151Eと1532が同値でこれで調整、オートの場合は151Eが00に。
- 明瞭度:151Fと1533が同値でこれで調整、オートの場合は151Fが00に。
- コントラスト:1520と1534が同値でこれで調整、オートの場合は1520が00に。
- 明るさ:1521と1535が同値でこれで調整、オートなし。
- 色の濃さ:1522と1536が同値でこれで調整、オートの場合は1522が00に。
- 色合い:1523と1537が同値でこれで調整、オートなし。
- ピクチャーコントロール モノクローム
- 初期設定か否か:156Cが (00=true, 02=false)
- 輪郭強調:156Eと1582が同値でこれで調整、オートの場合は156Eが00に。
- 明瞭度:156Fと1583が同値でこれで調整、オートの場合は156Fが00に。
- コントラスト:1570と1584が同値でこれで調整、オートの場合は1570が00に。
- 明るさ:1571と1585が同値でこれで調整、オートなし。
- フィルター効果:1574と1588で、80=OFF, 81Y, 82=O, 83=R, 84=G
- 調色:色が1575と1589で、80=B&W, 81=Sepia, 82=Cyanotype, 83=Red, 84=Yellow, 85=Green, 86=Blue Green, 87=Blue, 88=Purple Blue, 89=Red Purple
- 調色:色の濃さが1576と158Aで、値の決め方は80のとき0.00から0.25刻みで7.00までの28段階なので最大9Cに設定される。ただし取る値そのもの範囲は81から9CとFFで、FFは1575と1589が80に設定されているときに設定される。
- ピクチャーコントロール ポートレート
- 初期設定か否か:15BC (00=true, 02=false)
- 輪郭強調:15BEと15D2が同値でこれで調整、オートの場合は15BEが00に。
- 明瞭度:15BFと15D3が同値でこれで調整、オートの場合は15BFが00に。
- コントラスト:15C0と15D4が同値でこれで調整、オートの場合は15C0が00に。
- 明るさ:15C1と15D5が同値でこれで調整、オートなし。
- 色の濃さ:15C2と15D6が同値でこれで調整、オートの場合は15C2が00に。
- 色合い:15C3と15D7が同値でこれで調整、オートなし。
- ピクチャーコントロール 風景(ランドスケープ)
- 初期設定か否か:160C (00=true, 02=false)
- 輪郭強調:15BEと15D2が同値でこれで調整、オートの場合は15BEが00に。
- 明瞭度:15BFと15D3が同値でこれで調整、オートの場合は15BFが00に。
- コントラスト:15C0と15D4が同値でこれで調整、オートの場合は15C0が00に。
- 明るさ:15C1と15D5が同値でこれで調整、オートなし。
- 色の濃さ:15C2と15D6が同値でこれで調整、オートの場合は15C2が00に。
- 色合い:15C3と15D7が同値でこれで調整、オートなし。
- ピクチャーコントロール フラット
- 初期設定か否か:165C (00=true, 02=false)
- 輪郭強調:165Eと1672が同値でこれで調整、オートの場合は165Eが00に。
- 明瞭度:165Fと1673が同値でこれで調整、オートの場合は165Fが00に。
- コントラスト:1660と1674が同値でこれで調整、オートの場合は1660が00に。
- 明るさ:1661と1675が同値でこれで調整、オートなし。
- 色の濃さ:1662と1676が同値でこれで調整、オートの場合は1662が00に。
- 色合い:1663と1677が同値でこれで調整、オートなし。
- カスタムピクチャーコントロールは組み合わせの数が多くなりそうなので省略します。
カスタムメニュー
細かい設定を保存しているカスタムメニューは項目も多くて分析が大変です。
- a1 AF-Cモード時の優先: AC0, CE8, F10, 1138
- 00=レリーズ, 01=レリーズ/フォーカス, 02=フォーカス
- a2 AF-Sモード時の優先: AC4, CEC, F14, 1140
- 00=フォーカス
- 01=レリーズ
- 00, 01の表示が上下逆で、a1と表示が揃うようになってる
- a3 AFロックオン: ACC, CF4, F1C, 1144
- 00=しない
- 01から05はそれぞれ1から5に対応
- a4 半押しAFレンズ駆動 (00=on, 01=off): AD0, CF8, F20, 1148
- a5 フォーカスポイント表示
- マニュアルフォーカス時の表示 (00=off, 01=on): C74, E9C, 10C4, 12EC
- ダイナミックAFモード時の表示 (00=off, 01=on): C70, E98, 10C0, 12E8
- グループエリアAFモード時の表示 (00=□, 01=・): C80, EA8, 10D0, 12F8
- a6 フォーカスポイント照明 (00=Auto, 01=on, 02=off): AD8, D00, F28, 1150
- a7 フォーカスポイント循環選択 (00=off, 01=on): AD4, CFC, F24, 114C
- a8 AF点数切り替え (00=51, 01=11): AC8, CF0, F18, 1140
- a9 縦・横位置フォーカス切り替え: C7C, EA4, 10CC, 12F4
- 00=off
- 01=フォーカスポイント
- 02=フォーカスポイントとAFエリアモード
- a10 内蔵AF補助光の照射設定 (00=on, 01=off): ADC, D04, F2C, 1154
- a11 AFエリアモードの限定
- ダイナミック9点AF (00=enabled, 01=disabled): C98, EC0, 10E8, 1310
- ダイナミック21点AF (00=enabled, 01=disabled): C9C, EC4, 10EC, 1314
- ダイナミック51点AF (00=enabled, 01=disabled): CA0, EC8, 10F0, 1318
- 3D-トラッキング (00=enabled, 01=disabled): CA4, ECC, 10F4, 131C
- グループエリアAF (00=enabled, 01=disabled): CA8, ED0, 10F8, 1320
- オートエリアAF (00=enabled, 01=disabled): CAC, ED4, 10FC, 1324
- a12 AFモードの制限: {C84, C88}, {EAC, EB0}, {10D4, 10D8}, {12FC, 1300}
- {00, 00}: none (default)
- {00, 01}: AF-S
- {01, 00}: AF-C
- b1 ISO感度設定ステップ幅 (00=1/3, 01=1/2, 02=1): B2C, D54, F7C, 11A4
- b2 露出設定ステップ幅 (00=1/3, 01=1/2, 02=1): B28, D50, F78, 11A0
- b3 露出・調光補正ステップ幅 (00=1/3, 01=1/2, 02=1): B30, D58, F80, 11A8
- b4 露出補正簡易設定 (00=off, 01=on, 02=reset): B24, D4C, F74, 119C
- b5 マルチパターン測光 (00=on, 01=off): C90, EB8, 10E0, 1308
- b6 中央部重点測光範囲: B34, D5C, F84, 11AC
- 00=8 mm, 01=12 mm, 02=15 mm, 03=20 mm, 04=Avg
- b7 基準露出レベルの調整
- それぞれ4バイト
- 色温度の微調整と同じで、4バイト (Dword) のSign型
- 符号は表示のまま
- 絶対値は補正ステップ数(n/6段)の値そのまま
- +3/6なら00 00 00 03で、バイトで区切ると03 00 00 00
- -1なら-6/6なのでFF FF FF FAで、バイトで区切るとFA FF FF FF
- マルチパターン測光: B38, D60, F88, 11B0
- 中央部重点測光: B3C, D64, F8C, 11B4
- スポット測光: B40, D68, F90, 11B8
- ハイライト重点測光: C78, EA0, 10C8, 12F0
- c1 半押しAEロック (00=off, 01=on): B9C, DC4, FEC, 1214
- c2 半押しタイマー: BA4, DCC, FF4, 121C
- 00=4s, 01=6s
- 03=10 sec
- 05=30 sec, 06=1 min, 07=5 min, 08=10 min, 09=30 min, 0A=inf.
- このあたりから先の項目は設定値が飛び飛びになっていることがある
- たとえばこの項目には設定値02と04が存在しない
- 気付いた範囲で、設定値が飛んでいるところは改行してある
- c3 セルフタイマー
- 時間 (00=2 s, 01=5 s, 02=10 s, 03=20 s): BA8, DD0, FF8, 1220
- コマ数: BB0, DD8, 1000, 1228
- コマ数(1-9)をそのまま16進数で格納
- 連続撮影間隔 (00=0.5 sec, 01=1 sec, 02=2 sec, 03=3 sec): BAC, DD4, FFC, 1224
- c4 モニターのパワーオフ時間
- 画像の再生: C14, E3C, 1064, 128C
- 00=4 sec, 01=10 sec, 02=20 sec, 03=1 min, 04=5 min, 05=10 min
- メニュー表示: BBC, DE4, 100C, 1234
- 00=4 sec
- 02=10 sec
- 04=20 sec, 05=1 min 06=5 min, 07=10 min
- インフォ画面表示: BC0, DE8, 1010, 1238
- 00=4 sec
- 02=10 sec
- 04=20 sec, 05=1 min, 06=5 min, 07=10 min
- 撮影直後の画像確認: BB4, DDC, 1004, 122C
- 00=2 sec, 01=4 sec
- 03=10 sec, 04=20 sec, 05=1 min, 06=5 min, 07=10 min
- ライブビュー表示: BB8, DE0, 1008, 1230
- 01=5 min, 02=10 min, 03=15 min, 04=20 min, 05=30 min, 06=inf
- d1 電子音設定
- 音量 (00:off, 01:1, 02:2. 03:3): B14, D3C, F64, 118C
- 音の高さ (01:L, 02:H): AE8, D10, F38, 1160
- d2 低速連続撮影速度: B60, D88, FB0, 11D8
- 毎秒のコマ数(1-6)をそのまま16進数で格納
- d3 連続撮影コマ数: B64, D8C, FB4, 11DC
- 最大値(1-100)をそのまま16進数で格納
- d4 露出ディレーモード: B5C, D84, FAC, 11D4
- 00=off, 01=1 sec, 02=2 sec, 03=3 sec
- 秒数(整数値で0, 1, 2, 3)をそのまま16進数で格納とも言える
- d5 電子先幕シャッター (00=off, 01=on): B0C, D34, F5C, 1184
- d6 連番モード (00=off, 01=on): B08, D30, F58, 1180
- ちなみにメニューでRESETを選択すると即座に連番が初期化される
- d7 ファインダー内格子線表示 (00=on, 01=off): AF8, D20, F48, 1170
- d8 ISO感度表示と簡易設定: {AF0, AF4}, {D18, D1C}, {F40, F44}, {1168, 116C}
- {01, 00}: 感度を表示する
- {00, 00}: 感度表示と簡易設定をする
- このときB24, D4C, F74, 119Cの値との組み合わせに制限あり
- {01, 01}: しない
- d9 インフォ画面のガイド表示 (00=off, 01=on): B10, D38, F60, 1188
- d10 インフォ画面の表示設定 {AFC, B00}, {D24, D28}, {F4C, F50}, {1174, 1178}
- {00, 01}: 自動
- {01, 00}: 手動(黒文字)
- {01, 01}: 手動(白文字)
- d11 イルミネーター点灯 (00=off, 01=on): B04, D2C, F54, 117C
- d12 MB-D12電池設定 (00=LR6, 01=Ni-MH, 02=FR6): AE4, D0C, F34, 115C
- d13電池の使用順序 (00=MB-D12, 01=body): AE0, D08, F30, 1158
- e1 フラッシュ撮影同調速度: BC4, DEC, 1014, 123C
- 00=1/320 (FP)
- 02=1/250 (FP), 03=1/250
- 05=1/200, 06=1/160, 07=1/125, 08=1/100, 09=1/80, 0A=1/60
- e2 フラッシュ時シャッタースピード制限: BC8, DF0, 1018, 1240
- 設定値は1/60 secの00から30 secの0Bまで
- 00=1/60, 01=1/30, 02=1/15, 03=1/8, 04=1/4, 05=1/2, 06=1 sec, 07=2 sec, 08=4 sec, 09=8 sec, 0A=15 sec, 0B=30 sec
- e3 内蔵フラッシュ発光
- モード設定 (00=TTL, 01=M, 02=RPT, 03=CMD): BCC, DF4, 101C, 1244
- モードMの時の光量設定: BD0, DF8, 1020, 1248
- フル発光が00で、1段階暗くするごとに値が1つ増える
- 値の範囲はフル発光00から最小1/128の15まで16進数
- 00=M full, 01=M 1/1.3, ..., 15=M 1/128
- モードRTPの時の発光量: BD4, DFC, 1024, 124C
- 先のモードM時の光量設定と同じ
- 最大値の1/4が00で、1段階暗くすると値が1つ増える
- 値の範囲は00から05
- 00=1/4, ..., 05=1/128
- モードRTP時の発光回数: BD8, E00, 1028, 1250
- メニューで設定できる1段階ごとに値が1つ変化する
- 最小値の2 Hzは01で、10 Hzが09
- 10 Hzの次は15 Hz, 20 Hz, 25 Hz, 30 Hzそして35 Hz
- 値の範囲は01から0E
- 01=2, ..., 09=10, 0A=15, 0B=20, 0C=25, 0D=30, 0E=35
- モードRTP時の発光間隔(周波数・頻度): BDC, E04, 102C, 1254
- 回数と同じく、メニューで設定できる1段階ごとに値が1つ変化する
- 値の範囲は01から0D
- 01=2, ..., 09=10, 0A=20, 0B=30, 0C=45, 0D=50
- コマンド
- 内蔵フラッシュ (00=TTL, 01=M, 02=OFF): BEC, E14, 103C, 1264
- 内蔵フラッシュM補正: BF0, E18, 1040, 1268
- 00=1/1, ..., 15=1/128
- 内蔵フラッシュTTL補正: C08, E30, 1058, 1280
- 00=-3.0, ..., 12=+3.0
- Aグループ (00=TTL, 01=AA, 02=M, 03=OFF): BF4, E1C, 1044, 126C
- AグループM補正: BF8, E20, 1048, 1270
- 00=1/1, ..., 15=1/128
- AグループTTL/AA補正: C0C, E34, 105C, 1284
- 00=-3.0, ..., 12=+3.0
- Bグループ (00=TTL, 01=AA, 02=M, 03=OFF): BFC, E24, 104C, 1274
- BグループM補正: C00, E28, 1050, 1278
- 00=1/1, ..., 15=1/128
- BグループTTL/AA補正: C10, E38, 1060, 1288
- 00=-3.0, ..., 12=+3.0
- チャンネル: BE0, E08, 1030, 1258
- チャンネルの値(1-4)をそのまま16進数で格納
- f1 電球スイッチの機能 (00: only illumination, 02: illumination and info): ABC, CE4, F0C, 1134
- アドレスを見るとこれが先頭?
- f2 中央ボタンの機能
- 撮影モード(フォーカスポイントの挙動): B44, D6C, F94, 11BC
- 00=中央ジャンプ
- 01=プリセットへジャンプ
- 02=選択ポイント表示
- 03=ボタン無効化
- 再生モード: B48, D70, F98, 11C0
- 00=1コマとサムネイルの切り替え
- 01=ヒストグラム表示
- 02=拡大画面との切り替え: B50, D78, FA0, 11C8
- 00=50%, 01=100%, 02=200%
- 03=スロット・フォルダー指定
- ライブビュー: C18, E40, 1068, 1290
- 00=フォーカスポイント中央リセット
- 01=拡大画面との切り替え: B54, D7C, FA4, 11CC
- 00=50%, 01=100%, 02=200%
- 03=ボタン無効化
- f3 マルチセレクターの半押し起動 (00=off, 01=on): B4C, D74, F9C, 11C4
- f4 Fnボタンの機能:
- 押し時の動作: B74, D9C, FC4, 11EC
- 00=off
- 01=プレビュー
- 02=FV-L
- 03=AE-L/AF-L
- 04=AE-L
- 05=AE-L(レリーズでリセット)
- 06=AE-L(ホールド)
- 07=AF-L
- 08=AF-ON
- 1A=フラッシュ発光禁止・許可切り替え
- 0A=ブラケット自動連写
- 10=プラスRAW記録
- 0B=マルチパターン測光簡易設定
- 0C=中央部重点測光簡易設定
- 0D=スポット測光簡易設定
- 1B=ハイライト重点測光簡易設定
- 13=ファインダー内格子線表示
- 11=ファインダー内水準器
- 15=連動レリーズ禁止
- 16=リモートカメラのみレリーズ
- 14=マイメニュー
- 0F=マイメニューのトップ項目へジャンプ
- 0E=再生
- コマンドダイヤル併用時の動作: B78, DA0, FC8, 11F0
- 00=off
- 01=撮像範囲選択
- 1.2x (00=enabled, 01=disabled): C34
- DX (00=enabled, 01=disabled): C2C
- 5:4 (00=enabled, 01=disabled): C30
- 02=シャッター速度と絞り値のロック
- 03=シャッター・絞り値1段選択
- 04=手動設定済みレンズの選択
- 05=アクティブD-ライティング設定
- 08=露出ディレーモード
- f5 プレビューボタンの機能
- Fnボタンと同様でアドレスが違うのみ
- 押し時の動作: B7C, DA4, FCC, 11F4
- コマンドダイヤル併用時の動作: B80, DA8, FD0, 11F8
- 01=撮像範囲選択
- 1.2x (00=enabled, 01=disabled): C40, E68, 1090, 12B8
- DX (00=enabled, 01=disabled): C38, E60, 1088, 12B0
- 5:4 (00=enabled, 01=disabled): C3C, E64, 108C, 12B4
- f6 AE/AFロックボタンの機能
- ほとんどFnボタンと同様でアドレスが違うのみ
- ただしコマンドダイヤル併用時のアクティブD-ライティング設定は存在せず
- 押し時の動作: B88, DB0, FD8, 1200
- コマンドダイヤル併用時の動作: C60, E88, 10B0, 12D8
- 01=撮像範囲選択
- 1.2x (00=enabled, 01=disabled): C4C, E74, 109C, 12C4
- DX (00=enabled, 01=disabled): C44, E6C, 1094, 12BC
- 5:4 (00=enabled, 01=disabled): C48, E70, 1098, 12C0
- 存在せず: 05=アクティブD-ライティング設定
- f7 シャッタースピードと絞り値のロック
- グレーアウトのため設定できず
- f8 BKTボタンの機能: B84, DAC, FD4, 11FC
- 00=オートブラケティング
- 01=多重露出
- 02=HDR
- f9 コマンドダイヤルの設定
- 回転方向の変更
- 露出補正の設定時 (00=disabled, 01=enabled): B1C, D44, F6C, 1194
- シャッター速度・絞り値の設定時 (00=disabled, 01=enabled): B20, D48, F70, 1198
- メインとサブの入れ替え
- 露出設定 (00=disabled, 01=enabled, 02=enabled, Mode A): B90, DB8, FE0, 1208
- AF設定 (00=disabled, 01=enabled): B8C, DB4, FDC, 1204
- 絞り値の設定方法 (00=enabled, 01=disabled): B98, DC0, FE8, 1210
- 00はコマンドダイヤルを使用する
- 01はコマンドダイヤルを使用しない=レンズの絞りリングを使用する
- 再生・メニュー画面で使用 (00=enabled, 01=disabled, 02=enabled except review images): B94, DBC, FE4, 120C
- サブコマンドダイヤルで画像送り (00=10, 01=50, 02=a folder): B58, D80, FA8, 11D0
- f10 ボタンのホールド設定 (00=off, 01=on): BA0, DC8, FF0, 1218
- f11 カードなしレリーズ (00=prohibited, 01=allowed): AEC, D14, F3C, 1164
- f12 インジケーターの方向 (00=+0-, 01=-0+): B18, D40, F68, 1190
- f13 動画撮影ボタンの機能: C5C, E84, 10AC, 12D4
- 00=off
- 09=WB
- 0A=ISO
- 01=撮像範囲選択
- 1.2x (00=enabled, 01=disabled): C6C, E94, 10BC, 12E4
- DX (00=enabled, 01=disabled): C64, E8C, 10B4, 12DC
- 5:4 (00=enabled, 01=disabled): C68, E90, 10B8, 12E0
- 02=シャッター速度と絞り値のロック
- f14 ライブビューボタンの設定 (00=enabled, 02=disabled): C8C, EB4, 10DC, 1304
- f15 MB-D12のAF-ONボタン機能: C94, EBC, 10E4, 130C
- 05=AF-ON
- 02=AF-L
- 00=AE-L/AF-L
- 01=AE-L
- 04=AE-L(レリーズでリセット)
- 03=AE-L(ホールド)
- 06=FV-L
- 07=Fnと同じ
- f16 リモコンのFnボタンの機能: CBC, EE4, 110C, 1334
- 00=off
- 01=プレビュー
- 02=FV-L
- 03=AE-L/AF-L
- 04=AE-L
- 05=AE-L(レリーズでリセット)
- 存在せず: 06=AE-L(ホールド)
- 07=AF-L
- 08=AF-ON
- 1A=フラッシュ発光禁止・許可切り替え
- 10=プラスRAW記録
- 19=ライブビュー
- f17 レンズのフォーカス作動ボタン機能: CC4, EEC, 1114, 133C
- 07=AF-L
- 03=AE-L/AF/L
- 04=AE-L
- 18=プリセットフォーカスポイント
- 20=シングルポイントAf
- 21=ダイナミック9点AF
- 22=ダイナミック21点AF
- 23=ダイナミック51点AF
- 24=グループエリアAF
- 25=オートエリアAF
- 1A=フラッシュ発光禁止・許可切り替え
- 15=連動レリーズ禁止
- 16=リモートカメラのみレリーズ
- g1 Fnボタンの機能: C54, E7C, 10A4, 12CC
- 00=off
- 01=パワー絞り(開放絞り側)
- 連動:g2が強制的に02になる
- 03=インデックスマーキング
- 04=静止画撮影情報の表示
- g2 プレビューボタンの機能: C58, E80, 10A8, 12D0
- 00=off
- 02=パワー絞り(最小絞り側)
- 連動:g1が強制的に01になる
- 03=インデックスマーキング
- 04=静止画撮影情報の表示
- g3 AE/AFロックボタンの機能: C50, E78, 10A0, 12C8
- 00=off
- 03=インデックスマーキング
- 04=静止画撮影情報の表示
- 05=AE-L/AF-L
- 06=AE-L
- 07=AE-L(ホールド)
- 08=AF-L
- g4 シャッターボタンの機能 (00=静止画撮影, 01=動画撮影): C24, E4C, 1074, 129C
セットアップメニュー
- イメージセンサークリーニング (00=disabled, 01=on, 02=off, 03=both): 13A4
- フリッカー低減 (00=Auto, 01=50 Hz, 02=60 Hz): 135C
- 地域の設定
- 現在地: 1364
- TongaのUTC+13が00で、以降は西に1つ動くと値が1つ増えます
- 最大値はMidwayのUTC-11で0X20
- 日付の表示順 (00=Y/M/D, 01=M/D/Y, 02=D/M/Y): 1360
- 夏時間 (00=Disabled, 01=Enabled): 1368
- どうして自動設定が存在しないって言いたくなるかもしれません
- まずヨーロッパと北米では夏時間(欧 summer time, 米 daylight saving time)の開始日と終了日が1週間違います
- また地域によって夏時間が存在しない場合があります
- 日本は存在せずカナダは存在するという単純なものではなく、たとえばカナダでもマニトバは夏時間が存在する一方で、隣のサスカチュワンは夏時間が存在しません
- このように条件がかなり細分化されてしまうので実装が大変なのです。
- 言語の設定: 136C
- 03=English
- 18=Japanese
- これ本体の仕様としては絶対に他の言語の設定も可能なはず
- D800の表示言語をメーカーで公式にアンロックした例がある模様
- kakaku.comの記事でありました
- 1時間で5000円だそうです
- 縦横位置情報の記録 (00=disabled, 01=enabled): 1370
- 画像コメント (00=enabled, 01=disabled): 1378
- なぜか画像コメント「する」が00で「しない」が01
- コメントの内容: 134-157
- 1文字あたり1バイト
- 普通に文字が格納されてるので、バイナリエディタで確認可能
- 著作権表示 (00=enabled, 01=disabled): 1374
- 例によって著作権表示「する」が00
- 撮影者名: D4-F7
- 著作権者名: FC-131
- 画像コメントと同じく1文字あたり1バイト
- 普通に文字が格納されてるので、バイナリエディタで確認可能
- レンズ手動設定
- 選択中のレンズのプロファイル番号: 13BC
- 1-9の値がそのまま16進数で格納
- レンズの焦点距離と絞りは次のような書式
- 焦点距離×10が4バイト+F値×10が4バイト
- たとえば50 mmのF2.0なら
- 50×10=500をHEX変換した1F4が前半4バイト
- バイト区切りならF4 01 00 00って見えるはず
- 2.0×10=20をHEX変換した14が後半4バイト
- バイト区切りなら14 00 00 00って見えるはず
- 1番目のレンズ: 13C0, 13C4
- 2番目のレンズ: 13C8, 13CC
- 3番目のレンズ: 13D0, 13D4
- 4番目のレンズ: 13D8, 13DC
- 5番目のレンズ: 13E0, 13E4
- 6番目のレンズ: 13E8, 13EC
- 7番目のレンズ: 13F0, 13F4
- 8番目のレンズ: 13F8, 13FC
- 9番目のレンズ: 1400, 1404
- HDMI
- 出力解像度: 1384
- 00=Auto, 01=480p, 02=576p, 03=720p, 04=1080i, 05=1080p
- 出力レンジ (00=Auto, 01=limited range, 02=full range): 138C
- 出力画面サイズ (00=95%, 01=100%): 1390
- ライブビュー時の情報表示 (00=enabled, 01=disabled): 1394
- なぜか00が「する」で直感に反する
- モニターの同時表示 (00=enabled, 01=disabled): 1408
- 1394が00のときにのみ選択可能で、01だとグレーアウト
- この項目もまた00が「する」になっている
- 位置情報
- 半押しタイマー (00=disabled, 01=enabled): 137C
- 衛星による日時合わせ (00=disabled, 01=enabled): 1380
- GPSユニットは持っていないので、情報表示はできなかったけど、たぶん設定には影響ない
- Eye-Fi送信機能は不明
- 対応カードを入れたときのみメニューに表示される?
- どんなパラメータが選べるか、アドレスは何かはまったく不明
マイメニュー・最近設定した項目
- 切り替え: 145C
- 00だとマイメニュー: 140Cから1433
- 01だと最近設定した項目: 1434-145B
- マイメニューと最近設定した項目の値
- 1項目あたり2バイトが割り振られている。00は空欄
- 2バイトなので、例によって値が0X1000の場合、バイト区切りだと00 10のように表示される。
- 具体的な値で、分かっているのは以下の通り
- 再生メニューは1000番台
- 1000=削除で1009=プリント指定 (DPOF)
- 撮影メニューは2000番台
- 2000=撮影メニューの管理で、順番に数値が増えていくと推測
- 確認したのは
- 2004=主スロット選択
- 2019=感度自動制御
- 201E=動画の設定
- 2025=動画ISO感度設定
- HDRやISO感度設定は、いくつかのパラメータを内包しているが、それらも含めて順番に番号が増えていく模様
- HDRは200F
- HDRモード~スムージングが2010-2012
- ISO感度設定が2017で
- ISO感度が2018
- 感度自動制御が2019
- カスタムメニューは3000番台
- 3000=カスタムメニューの管理で、撮影メニューと同じように、設定可能なすべての値に1つずつ番号が振られていると考えると以下の値に矛盾がない
- 確認できているのは以下の値
- 300D=b1 ISO感度設定ステップ幅
- 3010=b4露出補正簡易設定
- 3021=d5 電子先幕シャッター
- 303B=f4 Fnボタンの機能
- 3050=g1 Fnボタンの機能
- セットアップメニューは4000番台
- 設定可能なすべての値に1つずつ番号が割り振られている
- ただし4014と4016が見つからなかった
- 4000=モニターの明るさで、4013=位置情報
- 4015=ネットワーク
- 4017=ファームウェアバージョン
- 4014はEye-Fiで4016がネットワークに内包されている設定?
- 画像編集メニューは5000番台
- 特におかしな部分はなく、1つずつ番号が増えていく
- 5000=アクティブD-ライティング
- 501E=選択フレームの保存
これでプリセットホワイトバランスの画像選択を除いてほぼすべて網羅できていると思われます。
あとインターネットに落ちていたD810の設定ファイル(名前が違ってNCSETUPF.BIN)も見てみましたがどうやら微妙にアドレスが違います。後半のカスタムメニューのほうは同じなのですが、前半の撮影メニューだけが4バイトずつ多い模様。なんでD810のほうが多いのかは不明ですが、いずれこのD810Aの解析結果はそのまま適用できません。だれかバイナリエディタごりごりするの好きな人がいたら中身を見てみて、違いが分かったら教えてください。
ファイル末尾の2バイトは誤り検出符号で、このページのURL名の一部の名称の方式で計算できる(詳細はググってください)
あとインターネットに落ちていたD810の設定ファイル(名前が違ってNCSETUPF.BIN)も見てみましたがどうやら微妙にアドレスが違います。後半のカスタムメニューのほうは同じなのですが、前半の撮影メニューだけが4バイトずつ多い模様。なんでD810のほうが多いのかは不明ですが、いずれこのD810Aの解析結果はそのまま適用できません。だれかバイナリエディタごりごりするの好きな人がいたら中身を見てみて、違いが分かったら教えてください。
ファイル末尾の2バイトは誤り検出符号で、このページのURL名の一部の名称の方式で計算できる(詳細はググってください)
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