庭の百合が咲き始めました。これとは別に「かなり激しい」鬼百合(実物を見たことがある人なら言わんとすることは分かるはず)もありますが、それはまだ咲いていません。
これは咲いて数日経過。だいぶ荒らされています。百合が咲いているからか、アシナガバチをちらほら庭で見かけます。
一方のこちらはまだ咲いて2日かそこらへんでしょうか。開き方も控えめです。
おまけ編:ブルーベリーです。なぜか「美味しそうなもの」は常に在庫切れ。徐々に熟してさて明日収穫だ、と思うと翌朝には影も形もありません。「犯人」は間違いなくヒヨドリ。何度もこの木の近くでうろついていました。
今回はCarl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZFにCanon EOS D60を組み合わせて撮影でした。
撮像素子がAPS-Cだと画角が1.6倍だから、撮影倍率も(レンズのオリジナルに対して)1.6倍になるなんて適当なことを言ってる人がたくさんいます。完全に嘘です。撮影倍率の定義は被写体の大きさと像の大きさの比率です。したがって光学系が定まれば撮影倍率も固定なのです。
ではなぜ1.6倍になるという間抜けな論が罷り通るかというと、それは拡大倍率の問題なのです。フルサイズ機で撮影した写真をサービス判に印刷するのとAPS-Cで撮影した写真をサービス判に印刷するのでは撮像素子からプリントへの拡大率が異なります。具体的にはAPS-Cからサービス判に印刷するとき、フルサイズからサービス判に印刷するよりも大きく拡大することになるのです。だから「画面一杯に写す」というだけの基準で考えると1.6倍相当になるのですが、「撮影倍率」はどちらでも同じなのです。
フルサイズとAPS-Cの両者を同じ土俵にする方法は、フルサイズで撮影した画像をAPS-C相当にトリミングすることです。そうすれば両者が完全に同じ土俵に立ちます。ここで初めて直接の比較ができるのです。なのにフルサイズとAPS-Cとで、撮ったまま(トリミングせずに)直接比較しようなんて言う安易な人が多いこと。だから間違いも罷り通るのです。困ったもんだ。
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