2009年5月27日水曜日

Express5800GdでRAIDの構築

今回某事情により回されてきた雑用です。うへー。

で、早速NECの8番街へ頼んで連休明けに受け取り、暇をようやく見つけて作業に取りかかりました。

まず本体を立ち上げる前にマザーボード上でジャンパーピンの設定を行います。この説明は本体付属のマニュアルに掲載されているので省略します。

その1,BIOSをスルーしたらCtrl+MでRAIDセットアップを起動。

ConfigureからNew Configurationを選択する。PORT#が表示されるので"READY"のドライブにカーソルを合わせてスペースキー押下すれば"ONLIN A00-0x"という表示になる。

F10押下でアレイ(構成)の選択に移動する。初めのセットはA-0で何も表示されないが慌てない。スペースキー押下でSPAN-1という表示が出る。

もう一度F10押下すれば論理ドライブの構成の設定が出来るようになる。
画面のLDとはロジカルドライブ(logical drive)であり、論理ボリュームのこと。

RAID=1 or 0
これはRAIDレベルの設定となる。RAID1がミラーリング(2重化)でRAID0がストライピング(冗長化無し)になる。

Size=xxxMB
ドライブのサイズの設定である。普通は最大値にすればいいが、論理ドライブに区切りたい人はここで区切る。

DWC=Off or On
ドライブライトキャッシュ(drive write cache)とは書き込み時のキャッシュ機能である。ONのほうがパフォーマンスは高いが万が一の時はやばい。

RA=On or Off
リードアヘッド(read ahead)のことで先読み機能である。これもONのほうがパフォーマンスは良い。DWCと異なり万が一の時にやばいことはあまりない。

Accept
現在の設定を確定する(場合によってはさらに次の論理ボリュームを作成する)場合にはこれを押す。

SPAN=NO or YES
別の論理ボリュームと提携するかどうか。RAID1+0(RAID0+1かも)にするにはこれをONにする。

設定が完了してAcceptを押したらESCを何度か(1回のことも)押して"Save configuration?"と尋ねられるまで戻り、YESを押す。

Configuration is saved.となったらAny keyをpressしてcontinueする。

トップ画面から念のためObjects -> logical driveからLD(logical drive)が正常に生成されたかを確認する。

このメニュー(Objects -> logical drive)のinitializeからドライブの初期化を行う。特に初回でない場合で複数のLDを作成している場合は初期化するLDを間違いないように十分注意する。初期化は思ったよりも早い。

続いて同じメニュー(Objects -> logical drive)のCheck Consistencyを実行する。これでドライブの整合性が検証されるが時間がかかりまくる。省略しない方がいいらしい。
ちなみに160GBのシステムで24時間近くかかった。すごすぎ。何か問題があるのかもしれない。機会があれば検証したい項目。もし同じRAID構築を試みた人がいれば、この整合性検査にどのくらい時間がかかったのか教えてもらえると参考になって助かります。

これでRAIDの構築は終了。メンテナンスの項目は機会があれば改めて書くことにする。

0 件のコメント: