2011年1月15日土曜日

ゴールドトップ・マンデリン(インドネシア)

明るい苦みが展開されるゴールドトップ・マンデリン。今回通常のマンデリンではなく選別品であるG1(初見では競馬かと思いました)を試す機会があったのでレビューします。


整った苦みで酸味は極わずか。そこまで深煎りというわけではないのでしょうが、苦みがかなりあります。香りはコーヒーらしいものでかなり濃いのですが、やはり酸味〜中性の豆とはちょっと違うもの。コクのあるしっとりとした深い香りです。
豆を挽くとかりかり堅くよく締まっているので湿気ているわけではありません。キューバなんかは明るくてヌケの良い香りです。コーラルマウンテンは、すっと鼻を突くような酸味。ハイマウンテンはじんわり押し寄せてくるような香り。

G1マンデリンと同じく苦味優勢のバリアラビカは薄めが良いのですが、このG1マンデリンはちょっと濃くても大丈夫。軽やかというよりは厚みのある深い苦みが楽しめます。これはきっと僅かに含まれる酸味によるもの。お値段660円/100gです。苦いコーヒーは後味がすっきり爽やかな豆が多く、飲みやすい印象。そのうち苦味同士で対決させないと。

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