2009年12月6日日曜日

中央線線路切り替え・その6

前回は下りホームから数多くの警告を突破し決死の脱出劇を試みました(嘘)。でもあの警告の多さには感激です。今回は前々回の「謎の通路」の解決と南北を結ぶ地下通路について述べます。


 (写真は前々回の記事のもの)左下に見える工事作業用?とも見える通路。しかしなぜか線路に突き刺さる角度で終わっている。

線路にぶち当たるところで終わっていて、無意味にも思える通路ですが降りて初めて用途が分かりました。



よく見るとこれは今日から使われている通路です。地上線が役目を終えて列車の通行はなくなります。このためこの写真の奥と先ほどの写真の左下を、線路をまたいで接続するという構想だったのです。この時点ではまだ供用開始前という状態。


この通りフェンスに囲まれて突入は不可。



昨日までは画面左の地下通路を通って南口へ行く必要がありました。通路はいつ供用が終わるとも知れず、折角なので内部を調査しました。



正面の看板は右側通行を促すもの。でも上り側は↑となっていて左側を進みたくなります。一応歩行者は右側通行なので直感ではなく看板通りに進みますが、ちょっと待てよ・・・




・・・・・・!!「上り側UP」に対して「下り側down」とあります。どうして大文字と小文字が統一されていないのでしょう?


そして「お願い」には「自転車は降りて引いてください」とあります。ん?自転車って普通は押すよな。引くと言うことは自らが先行し、後から自転車本体を追尾させる格好です。多くの人は自転車を降りて、そのハンドルを押すと思うのですがどうやらここでは紐かロープで自転車を体にくくりつけ、これを牽引する必要がありそうです。

ところが次の瞬間



「自転車は押して通行してください」って、さっきは「引け」今度は「押せ」かよ。

自転車の人は通行に苦労しそうです。ある場所では押して、別の場所では引かねばならないのですから。

さっきの「UP」と「down」も同じ地下道なんだから統一しろよな。


そしてここには(注目すべきは「自転車は降りてください」のほうではなく)「立ち入り禁止」とあります。しかし扉のど真ん中に頑丈そうな金属製のパイプが二本も立ちはだかっています。さらに悪いことにこの扉を開けるための取っ手はパイプに隠れた位置で操作不能!どうやったら入れるのか是非知りたいです。


インパクトあります。「北口→」という案内。目立つこと間違いなし。でも先ほど示した案内の通りここは右側通行の地下道ですからこの看板を間近で見るのは「今まさに北口から南口へ行こうとする人」です。わざわざ北口行きたい人が間違ってくるとは思えません。

ちなみに「南口→」の案内はどこを探してもありませんでした。最後まで非対称性に拘る地下道のようです。

結局、この東小金井駅は北口が上り方面専用で南口は下り方面専用。改札内で互いに接続してなく、行き来には改札外の地下道を利用せねばならない。このような特異な構造のために通常の駅では見られないような掲示があったのです。

次回、いよいよ武蔵小金井へ。

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