とっても悩んでます。
只見線の撮影でたまに吹雪に見舞われるのですが、このときにブロワーで簡単に雪が飛ばせないと撮影そのものができません。このため撥水のコーティングは必須です。また、こういう厳しい条件でも列車を真正面から撮影したりするのでフィルターの反射率の低さが重要です。
撥水フィルターだと水滴を強力に弾くので多少であれば雪がついてもブロワーで吹っ飛ばせます。前玉むきだしだとフッ素コーティングでもない限り、これは無理です。しかも清掃は大変なので、次々に撮影地を移動して撮る場合はメンテナンスに苦労します。さらに悪いことに移動するときに下手にメンテしようとすると逆に結露して状況が悪化する恐れまであります(特に冬)。結露の怖いところは内部にまで影響を及ぼしうるところです。
反射率は画面内に強い点光源(たとえばヘッドライト)があるときに大きな差を生みます。反射率の大小に限らず、点光源があればどんなフィルターでもゴーストが出ます。これは事実です。吹雪いてなければフィルターを外すのが一番なのですが、いつもこうはいきません。ここで反射率が重要になってきますが、旧来は1.5%だった反射率が最近は0.5%だったり0.3%と下がっています。「たかだか1%しか違わないじゃん!」ですが、それでも出てしまうゴーストの明るさは反射率が基準になるので、1.5%と0.5%だと1/3くらいに、0.5%と0.3%でも「明るさは半分近くになる」ということらしいです。
この撥水かつ低反射率(0.3%)なフィルターは、たとえばマルミのEXUSかハクバのXC-PROあるいはケンコーのZéta Quintあたり。いずれも値段が高いのですが、上に書いたとおりで使う場面がそこまで多くないのでわざわざ全部のレンズに装備する気にならないです。どうしよう?
2016年2月29日月曜日
2016年2月18日木曜日
PENTAX K-1アメリカで正式に発表
ついに発表になりました。
http://us.ricoh-imaging.com/2016/02/ricoh-defines-full-frame-benchmark-with-new-pentax-full-frame-dslr-offering/
本社はデンバーなんですね(いつもJST基準で真夜中にメールが来るのか!)
目玉とされている項目は以下の9つです
http://us.ricoh-imaging.com/2016/02/ricoh-defines-full-frame-benchmark-with-new-pentax-full-frame-dslr-offering/
本社はデンバーなんですね(いつもJST基準で真夜中にメールが来るのか!)
目玉とされている項目は以下の9つです
- 36.4 MP(D810と似てる)のローパス(AA)フィルターレスセンサー
- 新世代の5軸のSR IIは(必要に応じて)ローパスフィルタ(AAフィルタ)の役割も果たし、Pixel Shift Resolution Systemを搭載、また従来通りアストロトレーサーなども利用可能
- 可動液晶(記述されてる“35 degrees of horizontal and 44 degrees of vertical adjustment can be achieved”って実際にどのくらい便利なのか気になります)
- SAFOX 12の33点フォーカス(25点がクロス)
- リアルタイムのシーン分析機能(機能向上とは書いてあるものの、具体的には不明)
- ファインダーは約0.7倍で、100%近くの視野率
- 最大連写可能枚数はRAWで17枚、最高品質のJPEGで70枚で、共に4.4 fps
- 操作性を向上するいくつかのLEDライト(暗い条件で操作をアシスト・4つほどある模様)や、誤操作を防ぐキーロック機能など
- 小型で堅牢、防塵で耐候性・耐寒性を備えた本体
2016年2月16日火曜日
GR II Silver Edition登場&GM-1
ちょっと素敵な風合いのカメラが出ました。
(メーカー)
http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2016/20160216_010413.html
(デジカメwatch)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160216_743676.html
僕はGR Limitedの緑の感じが「カメラっぽくないアクセサリとして持ち運べる」という点で好きですが、カメラとして考えるとこのシルバーは魅力があります。単なる銀色の塗装ではなく、
“しぶき粒が残るよう散らして塗装”(デジカメwatchより)
とのことですし、画像を見ても良さそう。
そんなことより、一緒に発表された「マクロコンバージョンレンズ(GM-1)」のほうが気になります。GR IIだけでなくGRのほうもファーム更新で対応するようで、最新ファームは以下から落とせます。
GR IIはこちら
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/digital/gr2_s.html
GRはこちら
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/digital/gr_s.html
今、手元にはマクロレンズが無い(Apo Sonnar 2/135が0.25倍、あとは105 mm F4をPB-4で使えばマクロ撮影できますが機動力が無い)ので、このコンバージョンレンズは検討に値するかも。
(メーカー)
http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2016/20160216_010413.html
(デジカメwatch)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160216_743676.html
僕はGR Limitedの緑の感じが「カメラっぽくないアクセサリとして持ち運べる」という点で好きですが、カメラとして考えるとこのシルバーは魅力があります。単なる銀色の塗装ではなく、
“しぶき粒が残るよう散らして塗装”(デジカメwatchより)
とのことですし、画像を見ても良さそう。
そんなことより、一緒に発表された「マクロコンバージョンレンズ(GM-1)」のほうが気になります。GR IIだけでなくGRのほうもファーム更新で対応するようで、最新ファームは以下から落とせます。
GR IIはこちら
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/digital/gr2_s.html
GRはこちら
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/digital/gr_s.html
今、手元にはマクロレンズが無い(Apo Sonnar 2/135が0.25倍、あとは105 mm F4をPB-4で使えばマクロ撮影できますが機動力が無い)ので、このコンバージョンレンズは検討に値するかも。
Milvus 35は像面湾曲が残っているようだ
Milvusじゃない、いわゆるClassicのDistagon 2/35 ZFを持っているのですが、これは像面湾曲が割と大きくあります。近接での撮影で良好な描写にするためのものかと思いますが、3 mを超える領域だと画面周辺のピントが手前になります。その結果、中心はピントが来てるのに周辺ではピントが手前でボケてしまうということがいくどとなくありました。
Milvusになったので、もしかしたらこれが解消するかもしれないと思いましたが、この作例を見る限りまったく改善されてないようです。
http://www.photographyblog.com/previews/zeiss_milvus_35mm_f2_photos/
この中で最後のほうにある、1/40s · f/4 · 33mm · ISO 20というテーブルの画像を見てみると像面湾曲の様子が分かります。まず中心部を見るとややピントが手前であるように見えますが、ほぼピントが来ています。ちょうどおじさまが二人座っている右側にあるテーブルです。
Milvusになったので、もしかしたらこれが解消するかもしれないと思いましたが、この作例を見る限りまったく改善されてないようです。
http://www.photographyblog.com/previews/zeiss_milvus_35mm_f2_photos/
この中で最後のほうにある、1/40s · f/4 · 33mm · ISO 20というテーブルの画像を見てみると像面湾曲の様子が分かります。まず中心部を見るとややピントが手前であるように見えますが、ほぼピントが来ています。ちょうどおじさまが二人座っている右側にあるテーブルです。
2016年2月15日月曜日
コシナはColor Skopar 20とColor Skopar 28を生産終了
一眼レフ向けのパンケーキ3兄弟のうち、20/3.5と28/2.8が(ニコンマウントの)生産終了を告知しました(EFマウントはすでに生産終了済み)。
これで残りはUltron 40/2とNokton 58/1.4(共にニコンマウント)のみ
http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/s-shuryo.html
カラースコパー20に関してはDistagon 2.8/21よりも逆光に強いレンズで、解像はさすがのDistagon 2.8/21でしたが小型軽量も相まって良いレンズでした。カラースコパー28は、ついに試す機会すら無かったのでどんな描写かは分かりませんが、Ultron 40と同じ寸法・質量で旅行には良さそうだと思っていました。
おそらくNokton 58は残りますが、フードが生産終了済みのUltron 40は近々ディスコンになりそう。
これで残りはUltron 40/2とNokton 58/1.4(共にニコンマウント)のみ
http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/s-shuryo.html
≪2016≫先だってレンズフードのLH-20N, LH-28N, LH-40Nの生産終了を案内していたので、レンズだけ生産するわけがないと思っていましたが、やはりその通りのようでした。
・COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N Aspherical Ai-S
・COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 SL II N Aspherical Ai-S
カラースコパー20に関してはDistagon 2.8/21よりも逆光に強いレンズで、解像はさすがのDistagon 2.8/21でしたが小型軽量も相まって良いレンズでした。カラースコパー28は、ついに試す機会すら無かったのでどんな描写かは分かりませんが、Ultron 40と同じ寸法・質量で旅行には良さそうだと思っていました。
おそらくNokton 58は残りますが、フードが生産終了済みのUltron 40は近々ディスコンになりそう。
D810Aの高感度は好感度が高い
D810Aの高感度性能におけるカラーノイズが、どうやらD810(無印)よりも1段から2段相当ほど少ない(D810AでISO 3200だとD810でISO 1600ほど、同ISO 12800で3200ほど)という印象があります。最初に「こんなに違うのか」って思ったのはここのページで、D800Eは論外としてもD810とD810Aは「別物」という印象をうけました。黒に浮くノイズは目立ちやすいのですが、それでも違いがあります。続いて見つけたこのページでも、やはり黒に浮くノイズの量が違うので、どうやら別物ではないだろうかというのが現時点での結論です。なおこのページにおける比較は、NRの設定が異なっているので無効です(さすがにここまでは差が出ないはず)。またD810AとD810の比較(機能を含めたもの)はこのページにまとめられています。
実際にベース感度がD810は64でD810Aは200なので、それぞれのベース感度で同じS/Nならば高感度(というか同じISO感度)でS/Nが異なるのは十分に考えられること。ただ実際にサイドバイサイドで確かめたわけではないので、真偽は不明です。
実際にベース感度がD810は64でD810Aは200なので、それぞれのベース感度で同じS/Nならば高感度(というか同じISO感度)でS/Nが異なるのは十分に考えられること。ただ実際にサイドバイサイドで確かめたわけではないので、真偽は不明です。
2016年2月10日水曜日
ペンタックスの67 - 645アダプタがレンズから外せなくなった
645Dは年末に軽微な不調を呈したものの、それ以降は安定して動作しています。この645Dに似合う67レンズがとても多いので純正のアダプタを使って積極的に活用しているのですが、なんと本日アダプタがレンズに引っかかって外れなくなってしまいました。簡単に解決しましたので記事にします。
症状としては脱着ボタンを押してるのに完全に押し込めないため、ピンがレンズマウントにある穴にハマってアダプタが外せなくなっている状態。
この黒いボタンを押しても銀色のピンがちゃんと引っ込まない状態です。
症状としては脱着ボタンを押してるのに完全に押し込めないため、ピンがレンズマウントにある穴にハマってアダプタが外せなくなっている状態。
この黒いボタンを押しても銀色のピンがちゃんと引っ込まない状態です。
2016年2月6日土曜日
手持ちの機材まとめ(ペンタックス中判レンズ)
ペンタックス67系
- smc PENTAX 67 55 mm F4 92.5×78.5 (mm) 725 (g) 125,000円(税別)
- 67レンズ群でも特に評判が高く、645Dでもバッチリの描写
- 645 55/2.8より寄れるし、周辺の倍率色収差が少ない
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