また複数枚の窓が割れました(通訳:Windowsが再び故障)。
症状は"BSoD"を伴わない臨終(通訳:"(死を象徴する)ブルースクリーン"は出ないけど起動できない)。
・詳細
通常起動中に挙動不審。DVD書き込み不可能となる。さらにエクスプローラが固まった。ここで再起動したところ、起動中Windowsのロゴマーク後の黒い画面でハングアップ。HDDランプは断続的に点灯。いつまでも次の画面に進めない。ブルースクリーンも出ない(出るなら出ろよw)。
・対応
ひとまず再起動し、セーフモードでの立ち上げを試行。しかし途中で"Press ENTER to continue loading sptd.sys"というような一行が表示される。最初に(どう考えても愚策だが)ENTERを押してみる。が、やはり先の症状(黒画面でハング)に。
続いて直前と同じく起動し、ESCを押してみる。(注意:ENTERを押せば読み込むとは書いてあるが、ESCを押せば読み込まないとはどこにも書いていない。)やはり失敗。
・検討
ちょっとググれば原因がDaemonToolのドライバ"sptd.sys"ということは間違いなさそう。トラブル直前に強制終了したりしたし。c:\windows\system32\drivers\sptd.sysをやっつければ良さそうだ。
・実行
デュアルブートのCentOSから起動し、ファイル削除をしてみる。が、どうもNTFSのパーティションをマウントできない。なぜかは不明だが面倒なのでKnoppixに変更してみる。けどやっぱりマウントできない。困ったなあ。HDD逝ったか?
・対策
OSのCD-ROMを探してきて回復コンソールを実行する。だってc:\windows\system32\drivers\sptd.sysを消せばいいんだから。DELコマンドが使えれば十分なわけで。
・結果
最初はc:\windows\system32\driver\sptd.sysを削除しようとして失敗し、焦った。焦った理由はいうまでもなくHDDご臨終の可能性。そこでCHKDSKを実行。しかしエラーが出ない。
よく綴りを確かめたらやっぱり間違っていた(driversのsが抜けていただけで、本当はc:\windows\system32\drivers\sptd.sysをDELすれば桶)。実行するとあえなく消えてくれたのでPC再起動。無事に復旧。
・感想
こういうトラブルは原因が分かって対策が分かっても「いつもの方法」が使えないことがあるので、複数の対策を列挙できるよう日頃から訓練しておく(しかも納期が近い場合は即座に対応できなければならない)。
自作PCはトラブルが友達だから必ず2台以上のパソコンが必須である。データはパソコン内ではなく冗長化されたデータサーバに保管しておく(パソコン―というかHDDだよーがやられてもデータは生きているので何とかリカバーできる)。そして当たり前のことだが不要なソフトは入れないこと。
2 件のコメント:
助かりました。ありがとうございます。
報告いただきましてありがとうございます。無事に復旧できたとのこと、よかったです。
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