2010年9月11日土曜日

カラースコパーの特徴

典型的なレンズの使い方の一つは次に示すような写真だと勝手に思い込んでいます。


これだけ感じたものを忠実に再現・表現できるレンズはそう多くないでしょう。そして小型で(マニアックなレンズにしては)安価。質感も抜群。

倍率色収差が多めとは思います(「多い」という表現は一般的な交換レンズとして多いという意味。標準レンズや望遠レンズに叶わないのは当たり前のことで、超広角レンズである20mmにしてはかなり上出来。だがDistagon21mmF2.8というすごい奴もいる)。しかし実使用においては、さほど気にならないことが殆どです。稀に気になってもそれは画面のごく一部であり、作品全体には悪影響を与えません。

フルサイズでは周辺光量不足も生じますが、これは中央を浮き立たせているように感じます。問題はこの周辺光量落ちを作品に活かせるかどうかで・・・。ちなみに周辺光量不足APS-Cでは全くといっていいほど気になりません(開放はともかく、数段絞れば影響なし)。

こんな場所で1時間くらいじっくり(鉄道撮影の為の)構図を考えます。撮影に関係ない(日常の)ことは一切合切忘れられる瞬間。

【追記2010/09/13】
画像を差し替えました。以前のものは↓


露出以外にも(色などを)ちょっと弄りました。

0 件のコメント: