2010年12月7日火曜日

MakroPlanar T* 2/50 ZF ピント∞での実力

件名のMakro Planar T* 2/50が無限遠でどの程度の描写をするのか試してみました。絞り開放とF4.0(記憶による)があります。四隅が少し甘いですが、実用上は問題なし。厳格に撮るならF8.0~F11を使用すれば問題ありません。

なおJPEGとは言え大きなサイズとなってしまい、容量の問題からSkyDriveを利用しています(画像クリックでSkyDriveに飛びます)。

まずは開放で。手前の方が被写界深度外となり、甘くなっている。


一方のこちら(下画像)はF4.0(記憶による)の描写。


四隅は甘いが、まあこんなもん。本当に薄くピントが前になっている気もする。もっと絞ると安定する。通常のレンズではこれ以前に片ボケとかピントの精度が問題になるだろうと思います。

【追記】別の機会にピントを含めてより精確に描写を試してみました。上二つの例ではあやふやな箇所が明確になります。

F2.0 周辺減光が目立つものの、像面は比較的平坦(根拠はこの後にあります)。

F2.8 周辺減光がまだ残る。画面左下がやや甘い。なお右下は被写界深度外なので評価対象外。

F4.0 減光はここでほぼ目立たず。画面左下の甘さが残る。

F5.6 かなりの部分でパーフェクトな描写。四隅がかなり改善、でもあと一歩。

F8.0 四隅もほぼ文句なし。風景でも躊躇無く使える。

F11 流石にここまでくればOKで、万全を期すならここまで絞るべき。

また次のリンク先ではNOKTON 58mm F1.4 SL2とMakro-Planarの比較をしています。この比較によってMakro-Planarの像面平坦性が明らかになります。

http://brwafe2.blogspot.com/2010/12/nokton-58mm-f14-sl2-reviews.html

http://brwafe2.blogspot.com/2010/12/nokton-58mm-f14-sl2-reviews_25.html
http://brwafe2.blogspot.com/2010/12/nokton-58mm-f14-sl2-reviews_8604.html
http://brwafe2.blogspot.com/2010/12/nokton-58mm-f14-sl2-reviews_474.html
http://brwafe2.blogspot.com/2010/12/nokton-58mm-f14-sl2-reviews_3172.html
http://brwafe2.blogspot.com/2010/12/nokton-58mm-f14-sl2-reviews_7280.html

NOKTON 58mm F1.4 SL2とかと比べることで無限遠においても、このMakro-Planarのすごさが改めて分かりました。やはりただ者ではない。でもでも。言うべきでないかもしれないけど、敢えて一言。最周辺が甘い。F5.6~F8.0でほぼ解消しますが。

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