2017年9月10日日曜日

ピントどこまで追い込みますか?その3(絞りを変化させて中央と左右)

さて前回は中央だけ、ピントを変えて、絞りを変えてピークを見てみました。

今回は画面左右のピントを見てみます。子細に観察する場合は画像クリックでflickrに飛んで、オリジナルダウンロードしてください。はっきり分かります。

条件は前回と完全に同じで、smc PENTAX 55mm F4をD810Aにマウントアダプタの組み合わせで、切り出しの位置が違うだけです。

縦方向がピント位置の違いで、横方向が絞り値の違いです。上ほどピントが奥で、下にいくにつれてピントが手前にずれていきますが、無限遠が確実に出せるアダプタなので上の方は一見してわかるほどピントが奥になっています。また最も左側が開放のF4.0で、次がF5.6さらにF8.0が続いて最も右側がF11です。

まずは左端です。
FocusingTest67_55woShift-left

続いて右端です。左右でピークに違いはありません、
FocusingTest67_55woShift-right

これら左右を見ると、中央と比べると気持ちピント奥になってるほうが良さそうです。参考までに中央(再掲)です。前回「中央だけならF5.6以上の場合やや手前が良い」としましたが、D810Aに付けて周辺部まで使う場合は「絞りF4.0でセンターにおけるジャストを狙うべき」となります。これはライブビューを使ってもとても難しいレベルです。

FocusingTest67_55woShift-center

0 件のコメント: