前回の記事では開放のときの描写を出しましたが、今回はそれぞれのピント位置でさらに絞った場合にどうなるか見ていきます。子細に観察する場合は画像クリックでflickrに飛んで、オリジナルダウンロードしてください。
各画像はいずれもsmc PENTAX 55mm F4をD810Aにマウントアダプタで付けて、画像の中央部分を900x600でドットバイドットのクロップをしたものです。
縦方向がピント位置の違いで、横方向が絞り値の違いです。上ほどピントが奥で、下にいくにつれてピントが手前にずれていきますが、無限遠が確実に出せるアダプタなので上の方は一見してわかるほどピントが奥になっています。また最も左側が開放のF4.0で、次がF5.6さらにF8.0が続いて最も右側がF11です。
注目すべきは最も左のF4.0を上から流していくとピント最良のカットがありますが、F5.6で同じく上から流していくと最良と思われるカットが1つ下にズレていることです。F4.0最良のすぐ右にあるF5.6も問題はないのですが、実際に撮る時にここまで厳密にF4.0でピントを出せるか、ライブビューを使ったとしても自信はありません。このレンズの場合、センターだけを考えると「絞って撮るなら開放でほんの少し手前のピントにするべき」ということになります。
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