2009年5月20日水曜日

F1の予算制限制度

このことがいいかどうかは分かりませんが、しかしルノーやフェラーリ、トヨタとレッドブルは明確にこの項目に反対の姿勢です。さらにフェラーリは撤退も辞さない構えです。

経済危機とかで莫大な予算を必要とされるF1は問題かもしれないし、予算の制限でより参加しやすくなるものになるかもしれない。ただF1はモータースポーツの最高峰。メーカの持つ全ての技術を惜しみなく投じて世界一を争う世界だ、と私は思う。

どんなに予算が高く付いても世界一の称号を得るためには一切をためらわない。逆に予算がないチームは世界一に立てない。資本主義はそういうものだし、それでいいのだと思います。少なくとも予算不足を理由に参戦チームが激減するという問題に直面していなければ、です。

技術的なレギュレーションの変更で各メーカは常に必死になって技術開発せざるを得ない。どんなに厳しい技術的な制限も解決へ向けて精一杯努力するべきである。しかし金銭的な問題をF1に参加する人が解決する必要があるのだろうか。

2009年5月19日火曜日

子供だましの「携帯1,000万画素」

ご冗談でしょ?シャープが開発したソフトバンクの端末AQUOS SHOT 933SHですが、なんと1,000万画素も画素数があると言うことです。

そんなに画素数が必要な場面があるのでしょうか。そしてはたして500万画素に比べて「2倍の画素」の効果はあるのでしょうか。まったく疑問を呈さざるを得ません。

さらに不思議なのは感度。ISO換算値で3200で、画素混合200万画素モード(たぶん4画素くらいを一つの画素として扱うことで感度を上げる常套手段)ではISO12800相当を実現したみたいです。どんなに盛大なノイズ(またはノイズリダクションによるディテール再現性の低下)が見られるのでしょうか。

自宅にあるFinepix F60fdは1,200万画素で常用ISO1600で画素混合の300万画素でISO6400相当を実現しています。発売は2008/8/23ですから1年足らず。メーカが違うとは言ってもCCD関係について特に大きなブレイクスルーはありませんし(さらに悪いことにFujifirmは独自のCCDを使うので一般のCCDよりは高感度に強い)、とてもこの933SHが1,000万画素として機能するとは思わない。

せいぜい400万画素がいいところかと思います。感度も期待できません。

それでも画素数の数値だけで飛びつくんだよなー、素人は。一眼レフの800万画素って聞くと「コンデジは1,200万画素あるんだよ」って親切に教えてくれる人がいます。でも全然違うんですよ。

一眼レフはそれぞれの1画素がしっかり仕事をしている印象。一方でコンデジはなんとなく全部の画素で協力してなんとか全体を破綻させずに保っている印象。これが同じ場面で比較写真を撮ったときの感想です。

結局レンズの大きさと受光素子の大きさが肝要です。そこをしっかりすればいいし、逆にどちらかが欠けてもダメ。だからコンパクトデジタルカメラでも光学設計がすばらしければ(もちろん値段は高い)かなり一眼レフとも戦えるのです。具体例としてはPowerShot G10はEOS 50Dなんかです。デジカメwatchの中のこの記事が参考になります。

【伊達淳一のデジタルでいこう!】デジタル一眼6機種画質対決

ここでG10が意外にも頑張ったとの記述があります。だからコンパクトデジタルカメラに全く見込みがないわけじゃありません。しかしそうはいってもほとんどの場合は光学設計の手を抜いているのでダメなんですよね。特に(解像力だけではなく)高感度撮影のノイズはG10でも全く歯が立ちません。V6の 3.7L(NA)が持つ余裕が直4の2.5L(過給)では真似できないようなものです。

ちなみに光学設計に力を入れているのはリコーとシグマ(DP1,DP2)くらいです。あとはキヤノンとニコンの最上位機種。その他は知りません。結局値段次第なんですよね。

ま、別に私が買わないと言うだけで買いたい人は買って使えばいいと思います。あえて止める理由はありません。

ただ個人的にはコンパクトデジタルカメラも含めて高画素化よりも高画質化を目指してほしいです。これからは配線ピッチや集光マイクロレンズの問題から、画素数よりも画質を上げる方向へ進むと読んでいます。もちろんある程度の高画素化は続くと思われます。

ループアンテナの向き

授業と関係あるかどうかは分からないが、他に適当なカテゴリーが存在しないのでここにする。

AMラジオの受信ではループアンテナを用いる。(ちなみにFMアンテナでは八木アンテナなどを用いる。今日のとある授業で出てきた。)

このループコイル状のアンテナはノイズを拾いやすい。電磁調理器などが傍にあるためにノイズが乗って困っている人も多いかもしれない。

AMのラジオはあまり指向性が強くない(もちろんあるのだが、FMよりは少ない)のである程度どの向きでも受信できる。電磁調理器などのノイズ源がたくさんあるならともかく、1つならばループアンテナをノイズ源に対して直交させてみると良い。

つまりノイズ源から見たループコイルの断面積Sを0とするような方向にループアンテナを設置する。

するとノイズが消える、あら不思議。

これは不思議でも何でもなく、ただ単にノイズの電波がループの対辺でそれぞれ打ち消しあうだけのことである。電磁気の教科書をよく読めば簡単に理解できる。

同様の理由からループアンテナとラジオ受信機本体の間を結ぶ線は捩り線(ツイストペア)にするべきである。こうすれば双方の配線で拾うノイズが逆向きになるため打ち消しあう。もし平行フィーダ線にしてしまうとノイズを強めあってしまう。

LANケーブルなどがツイストペアになっているのはこのためである。同軸ケーブルは被覆と芯線で打ち消しあっている。テレビの配線(75ohm同軸ケーブルが多い)などではこの同軸ケーブルが用いられる。

専門科目で習ったことを身近な応用例に結びつける力も重要(たぶん)

インフルエンザ

まあ別に予定通りというか、ようやく出たなというか。

そのうち感染拡大は免れませんからどう慌てふためくか見物です。

それよりやることあるし、インフルエンザについてはまあいいや。

2009年5月17日日曜日

開発中?

ATOKの新しいバージョンが開発されているとかいないとか。

ところでLinux向けはX3ですがそろそろ"X4"出してくれないかなー、なんて思っています。

もっともX3でかなりの部分が対応できているのと、一部バグについては回避方法がいろんなところで研究されているので当面X4が出なくても大丈夫ではあるのですが。

それでも変に設定を変更しなくてもfedora(64bit)の最新版で動作するバージョンなんかあったらいいと思います。あとUbuntuなんかを手軽に始めた人がATOKのインストールで端末を開くあたり敬遠しそうです。GUIでインストールできるようになればもっと普及しそうなソフトだと思います。

そうはいいつつ自宅のCentOSはコマンドonlyですからATOKの出る幕がありません。この状況を改善するためにWindows機が一台"餌食"になろうとしています。

何せ「通常業務」では通称窓(註:Windowsのこと)は不要なんです。ただ一太郎があるからWindowsは捨てられず。

あ、待てよ。一太郎 for Linuxがあるんですよね。しかし一太郎2004がベースです。ちょっと古いですなあ。