2017年12月3日日曜日

只見線の通常ダイヤの概要

只見線は本数こそそこまで多くありませんが、それでも六十里越を含めて全長は135 km程度もある長い路線です。また本数が多くないがゆえに、列車の来る時間を的確に覚えなければ現地での行動計画が立てづらくなります。

そこで今回は只見線の通常ダイヤの概要を、できるだけ覚えやすいように説明していきます。具体的には列車交換駅での時刻を基準にして全体像をつかみ、列車ごとの詳細な時刻は逆算する前提で説明します。

まず覚える際の区間の分け方は、バス代行の関係もありますが、従前から
  • 会津若松~会津川口
  • 会津川口~只見
  • 只見~小出
とすると覚えやすいダイヤになっています。なお逆算する際に必要となる、区間毎の所要時間は概ね以下の通りです。
  • 会津若松~会津坂下が40分(+七日町停車時間)
  • 会津坂下会津宮下が50分
  • 会津宮下会津川口が30分
  • 会津川口~只見が50分(バス)
  • 只見~大白川が30分
  • 大白川~小出が45分
それでは順番に見ていきましょう。時刻はすべて「おおよそ」です。

  1. 会津若松~会津川口(やや複雑)
    • 会津宮下基準の場合は6時直前に会津若松行、7時30と9時10にそれぞれ行き違い
    • 会津坂下基準の場合は6時40と8時25にそれぞれ行き違い、また10時直前に会津若松行
      ~ここまで午前~
    • 会津川口12時30会津若松行(会津坂下で13時45に行き違い)
    • 会津川口15時30折り返し会津坂下13時45に行き違い)
      ~ここから夕方~
    • 会津川口19時折り返し会津川口15時30発の列車と西若松で17時過ぎに行き違い
    • 会津坂下18時20折り返し(単独で往復)
    • 会津若松19時40発(会津川口19時発の列車と会津坂下で20時20に行き違い
    • 会津若松21時40発
  2. 会津川口~只見(バス代行区間)
    • 基本は会津川口または只見のどちらか一方のみで列車接続
    • 下り朝一番(8時15→9時05)は会津川口と只見の両方で列車接続
    • 上り午後一(14時30→15時20)は只見と会津川口の両方で列車接続
    • 謎の上り(只見でも会津川口でも列車接続なし・16時→16時50)
    • 会津川口で早朝と深夜発着の列車2本ずつはバス接続なし
  3. 只見~小出(もっとも単純)
    • 大白川6時20発小出行(その前に小出から回送されてすぐに折り返し)
    • 只見9時15着~折り返し9時30発
    • 只見14時30着~折り返し15時40発
    • 只見18時30頃の折り返し
    • 小出20時発大白川止(到着後折り返し小出まで回送)

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