田子倉の秋

国道の橋上～橋脚欄干脇から撮影するアングル。先週はまだ手前の木々が色づいてなかったが、急激に冷え込んだためすっかり黄金のような色になった。

あいにくの空模様のため、ホワイトバランスは曇りにしているが、それにしてもここまで黄色くなる紅葉（黄葉）はあまり見たことがない。原色を派手に表現するベルビアや、デジタルならばベルビアに準ずる色で楽しみたい色。

こちらも定番の構図。これもまた先週との比較になってしまうが、先週は背後にそびえ立つ浅草岳がきれいに紅葉していた。この写真では雲に隠れてしまっているが、たいそう味気ない色となってしまった。具体的には黄色や赤といった色彩は完全に失われ、深緑色をしている一部の常緑樹？を残して山肌が露わになっていた。

もちろんそのぶん雪崩防止柵の近辺は色がかなりきれいになってきた。左下に入ってしまっている木も色が黄色くなっている。

真ん中の写真と同地点で首を振ると撮れる構図。今年はこのアングルで撮影した場合、画面右上の斜面で行われている雪崩防止柵設置工事の機材運搬ロープが写ってしまう。よく見なければ気づかないと思うが。

なお両端の木が伸びすぎてしまったため、今日と明日に走行する3両編成のKenjiは端がごくわずかに切れてしまう。いわてのキャラクターをつけたまま只見で走るとは盛岡支社もなかなかやってくれる。珍車（Kenji自体が盛岡支社から飛び出すだけで珍しいし、それに今年は「わんこきょうだい」付きだ）ということで撮影する価値はあると思うが、撮影している人は少なめ。撮る側からすれば競合者が少ないため気楽である。