2010年3月11日木曜日

ファゼンタ・ノッソ・セニョール・ド・ボンフィン(ブラジル産)

これも変わった豆です。香りが濃く、酸味と苦味が双方ともシャープ(明確)に感じられます。詳細は後述します。


前回のニャルシザ農園と今回はEOS D60+Makro Planar T* 2/50でした。このようなマクロ撮影にはEOS D60でも何の苦労もありません。

香りはかなり強い(濃い)です。印象は明るい香り。シナモンのようにも思います。豆を挽けば厚みのある香りで圧倒され、一杯飲んだ後はこの香りが部屋に充満します。今までかなりの種類を飲んでいますが、相当に濃い部類です。

味は酸味がやや優勢で苦味がしっかりあります。ただし少し冷えると酸味がもの凄く強く感じられるので、熱い間にすべて飲むとよいでしょう。後味はかなり長く残ります。強いのですがなぜか重くありません。明るい香りと関係がありそうです。

またコーヒーを飲む間に鼻から息を抜けばナッツのような香りがあり、ここが他の豆と大きく異なる点です。

酸味と苦味のバランスは取れているものの、かなり強い(味と香りが濃い)豆なので負けないくらい甘いお菓子が欲しくなります。

もう少し薄くあるいは濃く淹れるとどのような味に感じられるのか(濃い方は予想が出来ますが)、次回以降に試してみます。

【追記】 薄めに淹れても酸味、苦味共にしっかり出ていました。香りはそのままに癖(強い酸味と苦味)を目立たなくするので、より飲みやすく出来ます。もっと薄く淹れても大丈夫と思います。

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