2017年4月14日金曜日

67レンズの簡単な印象

645DとかD810Aで使ってみて、特に良いと感じたレンズについてその理由を含めて列挙します。ただレンズは1本ずつちょっとずつ性能が違うとかアダプタが云々とか、いろいろありますし、そもそも評価基準が人によってまちまちなので「あくまで参考」です。

1, 55/4 (new)
最終の55/4です。周辺部は少し倍率色収差が目立ちますが、それでもちゃんと結像してます。67全面だと周辺光量落ちが目立ちます。F8.0まで絞れば最周辺部でも

2, 90/2.8
LSじゃないほうの90/2.8です。本来は67レンズにもかかわらず、やや小さめのセンサーのデジタルボディでも無難に写ります。

3, 165/2.8
画像の鮮鋭度は135フルフレームに特化した最新のレンズに劣るかもしれませんが、絞り開放でも絞っても画面全域でよく写ります。

4, 200/4 (new)
新しい方の200/4です。周辺部まで安定した描写で、大きさと開放F値さえ気にならなければ、かなり実用的。

5, M* 300/4
絞り開放だとほんの少し甘く見えますが十分よい描写と言えます。F6.7まで絞れば135フルフレーム向けにデザインされたレンズに劣らぬ描写です。ボケにすら色が付かないのはとっても優秀。

6, M* 400/4
300に比べるとこっちは開放から性能変化がさらに少ないような気がします。ボケに少しだけ色が付きますが、ピント面では問題ありません。

その他:45/4は周辺部における像の鮮鋭度の低下が55/4より大きいです。75/4.5は像面湾曲があって気を遣い、75/2.8は周辺の像のバランスが悪いような気がします。100/4マクロは周辺部で倍率色収差がいくらか見られます。105/2.4は75/4.5のような像面湾曲があります。120/3.5はソフトとは言え、F5.6くらいまで絞らないと使いづらいです。135/4はF8.0までやや甘い感じがしました。

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