久しぶりに技術的なお話です。
ところでこの投稿により、4月は6の倍数の日+エイプリルフールに投稿したことになります。エイプリルフールの4月1日はもっと「おふざけ」な内容にするべきだったと後悔しています。
本題へ戻ります。
Canonの機種にCONTAXブランドのZeissレンズが使用可能であることは周知の事実です。実際にこれまでSonnar85とかSonnar135で撮影した写真を掲載してきました。
ところがCONTAXのレンズの一部はカメラのミラーと軽く接触する個体があります(原因はレンズの側も、カメラの側も、どちらの場合もあります)。今回はこの接触についての記事です。
なお接触について詳しいことはこの場では書けないので、他のところを見てください(本体の個体差があるので「可能性」の次元でしか議論できないためです。さらにレンズの側に存在している差は、議論をより複雑なものにしています。つまり少なくとも現物を伴わなければ、接触するかどうか検証できないのです。コメント欄を通して戴ければできる限りお答えしますが、それでも内容如何により必ず返答できる保証はできません)。
いま私が使用している機種に限った話ですが、これまでのところSonnar85もSonnar135も問題なく利用できました。ミラー接触もなく一切トラブルなしでした。
しかし本日、別のレンズを試したところ軽い接触を体験しました。
もちろん事前に警戒していたため後玉は傷つけていません。フレームに軽く当たっただけです。本体機種やレンズ、アダプタの種類は伏せます(これもどうしても知りたければ個別で対応します)が、症状は
1,ミラーが上がる・・・OK
2,シャッターが切れる・・・OK
3,ミラーが下がる・・・NG
4,データの記録・・・OK
という状態です。復帰させて観察しましたがミラーには問題なく、レンズにも問題なく。ただただミラーが降りてきません。またシャッターが正常に切れているのでデータは問題ありません。でもあまり気分のいいものではなく、結局当該製品(レンズのほう)は別のものにしました。
CONTAXレンズをCanonボディーに使用すると相性問題が発生することがあります。この原因は次のようなものです。レンズの後ろ側(ボディーに近い側)は比較的出っ張りが多く、ボディーではミラーが突出しています。これらの組み合わせによって、ミラーが軽く接触することがあります。EF-s対応の本体ではミラーが引っ込むのでこの問題は(ほぼ)生じません。
今日はマウントアダプタを通して装着することによる問題を、実体験できました。
これ(トラブル)を楽しめるくらいでなければ、マウントアダプタで楽しむことはできないでしょう。
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