2011年12月24日土曜日

windpad 110W-045JP導入レビュー

msi社から発売されているwindpad 110W-045JPを買ったので、使用感などを掲載します。

結論は現時点でベストチョイスの製品だと感じています。根拠は価格とタッチパネルの操作感、そして☆魔☆改☆造☆部品交換のしやすさです。



1,基本スペック

ありきたりな内容ですが…

・CPUはAMD Z-01を採用。
・グラフィックはCPU内蔵でAMD Radeon HD6250ですから、相当強い印象。
・メモリは2GB, 4GB両方のモデルが存在。4GBの方(110W-045JP)を推奨。
・sandisk製32GBのSSDを標準装備(これが恐ろしく使えない)。
・タッチパネル搭載(NECのスレートPCと比べて操作感◎)。
・裏面のゴム足の裏に隠れるネジ×4と電源の両脇のネジ×2を外せば分解可能。
・バッテリはだいたい4時間が目安です。ハードに使い込めば3.5時間くらいといったところ。



2,使用感

パフォーマンスはかなり高いと感じています。特にyoutubeの720p(一部は1080pも)を全画面にしても遅滞なくスムーズに再生できるのはすごいです。タッチパネルの操作感は数値で表しづらいのですが、遅延なく動作します。ソフトウエアキーボードも、慣れてくればかなり高速に操作できます。座っての長時間操作でしたら、言うまでもなく別途キーボードを用意すべきです。

3,問題点

このモデル(110W-045JP)で私の唯一の不満はSSDの遅さ。はじめからインターネット上で「遅い場合がある」という書き込みを見ていたので、次のような作戦をとりました。amazonで110W-045JPを購入し、さらにSSD 310 Series 80GBを同時購入しました。次のページが参考になります。

http://www18.atwiki.jp/windpad110w/pages/16.html

開封後そのまま使ってみると、やはりプチフリらしき症状が多発。ログイン後に固まりまくるという状況だったので即☆魔☆改☆造☆いえ、SSD交換を実行しました。

4,☆魔☆改☆造☆

(1)ネジを取るにあたって裏面のゴム足4箇所を外します。


(2)ゴム足を外すとこうなるのでネジを外して次に側面に取りかかります。


(3)側面は電源接続部分の両脇2箇所のみです。


(4)ツメが噛んでいるのでHDMI端子あたりから外しました。


(5)順繰り外していくと中身が出てきます。


(6)今回はノータッチですが標準で2GBのメモリが装備されている場合はこのメモリを交換します。


(7)SSDはメモリのすぐ脇。ネジ一本だけで固定されています。


 (8)これは換装後の画像ですが"intel"ロゴの右にあるネジ一本で外せます。



(9)メモリとSSDとファンの位置関係は次の通りです。


(10)組み立てるときの問題点は電源や音量のボタンが外れやすいことです。これが電源ボタン。


(11)基板の右下と左下に、それぞれ加速度センサを有効・無効を切り替えるつまみと音量調整ボタンがあります。


くみ上げるときのコツは蓋をそっと重ねて、電源脇にあるドッキングステーションとのコネクタ→加速度センサのスイッチの箇所→音量調整ボタン→電源ボタンの順に爪を噛ませていくことです。

これでかなり使える端末へ進化。ほかにはスタイラスペンと液晶保護フィルムがあれば万全でしょう。スタイラスペンはiPadのもので十分に対応可能です。液晶保護フィルムは、液晶が16:10なので一般的なワイドと呼ばれる16:9とは異なります。購入の際には液晶画面のサイズをよく確認してからお店へ向かってください。

なお、つや消し(指紋が目立たないタイプ)の保護フィルムの場合は、一部のスタイラスペンで滑りが少しばかり悪くなりますからご注意ください。裏を返せば、保護フィルムを貼ると素手での操作がしやすくなります(画面の滑りがよくなるため)。

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