2011年6月20日月曜日

Carl Zeiss Distagon 35mm F1.4 ZEの発売日

既にご存じかと思いますがCarl Zeissブランドの製造元よりDistagon 35mm F1.4 ZE&ZF.2の日本向けアナウンスがありました。

http://www.cosina.co.jp/seihin/cz/1.4-35slr/

ZEマウントを8月発売予定、ZF.2マウントは発売日未定だそうです。花を撮るにも面白そうですが、全然面白くない価格設定に悩まされます。

以前(CONTAX時代)は周辺部が泥酔していましたが、今回はどうでしょうか。相変わらず非点収差が大きそうではありますが解像はしてくれそう・・・

こちらを選ぶ理由といえば、がんがん開けて撮る必要がある場合が唯一かと。800gオーバーは簡単ではありません。それになんといっても大柄。置物ですか!というような大きさと重さです(直径が78mmで全長は95.6mmだが、重量は何と830g)。CONTAX時代のものはそんなに大柄じゃないんです(直径が70mmで全長は76mmと小柄で重量は600g)。マウントが違うから、というわけではありません。完全に別物です(それにしては基本構成が似通っている。ただし周辺部が大きく改善されている)。これではハンドリングの良さを買われてCONTAX時代の35mm F1.4のほうが人気出そう。

同時に発表されたのはフォクトレンダーブランドのNokton 35mm F1.2 Asph IIです。VMマウント(ライカMマウント互換)ですが、ミラーレス機の台頭で活躍の場がひろまりました。m4/3にはNokton25mm F0.95もありますが・・・

さて話をDistagon35/1.4に戻すと、無限遠の平面を撮影する人にはあまり向いていないように思います(これまでのシリーズの傾向を考えた場合)。どちらかというと得意なのはやや近距離の立体物を撮影する場面でしょう。あとは動画でF1.4シリーズを必要としている人です。彼らにはベストチョイス。私なんかは、もし手にする機会があっても使いきれません。

・・・とはいっても気になるレンズであることは事実です。一切の妥協を排除したような数値なので。

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