ちょっと見頃を過ぎてしまった紅葉。そうは言ってもまとめられないことはない。
色を調整すればまあなんとか、というレベルにはできる。今年は温度の変動が素直だったため、まずまず綺麗な紅葉だったように思う。
2010年11月27日土曜日
2010年11月25日木曜日
2010年11月20日土曜日
光軸の保証が出来ない
今回は思いつくままに。
前玉がよーく伸びてくる昨今のズームレンズ。しかしこの前玉は決して軽いものではありません。望遠側ではこの前玉でパワーを稼ぐため、画質に関してかなり重要なファクターを握っていると言っても過言ではない部分。
さて当然ながら地球では重力が働きます。上にあるものは下へ落ちようとします。ぐーんと伸びてきた前玉は地面へ向かって落っこちようとします。これを支えているのが機械的な支持部分。ところが先述したとおりで前玉はとても重く、しかも伸びる量が多くなればモーメント(距離と力の積)は尋常でない値になります(絶対的な数値は小さいかもしれないけど、支えている機構からすれば過大な負荷になりうる)。
マクロレンズだって全群繰り出し方式では負荷がかかるという主張は間違っていません。しかしズームレンズは先頭の玉が非常に重いこと。しかもズームは後群を残して重い前群だけが前に行きます。マクロで繰り出す場合は前玉だけでなく全群が繰り出されます。これは鏡筒全体でしっかり支えられます。後群を残していくズームでは前群を限られた鏡筒の一部分でしか支えられません。
この結果として前群は設計段階で考慮されなかったシフト(レンズが光軸に垂直にずれること。もう少し詳しく述べると下方へのシフト)を起こします。この(ズームレンズの)場合では下方へのティルト―弧を描くようにレンズが下方へもたげる―も同時に起こします。このため設計屋からは「光軸の保証が出来ない(=設計値通りの描写は不可能)」と言われるのです。
もちろん強度を持たせれば保証できるのですが、かなり大型のズームになってしまうでしょう。また保証が出来ないことと実用にならないことは別問題ですし、そもそも各人によって許容範囲が異なります。そうは言っても理論と現実には(程度はいろいろですが)差が生じてしまうものです。そしてその差が明瞭に見えてしまうのが昨今の高画素デジタル一眼レフカメラなのです。
上に述べたような機構的な制約により、特に前玉がよく伸びるズームレンズでは光学系が設計通りの数値を発揮しているとは限らないのです(というかほぼ無理)。中玉だけが移動するズームレンズでも一部は中玉のシフト・ティルトを生じることがあります(原因は前玉の時と同じく、中玉にかかるモーメントを機構部分で支えきれない)。
機構的にも弱いズームですが、光学的にも制約の多いズームレンズ。昨今の高画素デジタル一眼レフカメラには画質の面で完全にミスマッチ。最低限メーカに調整を依頼しなければならず、それもかなり綿密な調整が必要となります(組み込み時に生じるシフト・ティルトが問題となってしまうのでガラスの枚数が多いズームが不利。むろん片ボケも生じやすい。そもそも単焦点レンズでガラス枚数が少ないとしても、組み込みの腕が高くなければ画質に影響を及ぼすことがある)。しっかり調整すれば高画素を存分に発揮して中判カメラにも迫る描写を見せてくれます。しかし通常ここまでの調整をしてもらえることは稀なこと。
ではどうするか。初めからしっかりとした機構と確かな光学設計、高い組み立て精度を求めること(因みに。最近流行りの非球面レンズは光軸に対して球面レンズよりもかなり敏感で安定性が低い)。そしてアフターケアが相当しっかりしていること。このようなメーカの商品は値段が高いのですが、高画素デジタル一眼レフカメラの実力を十分に発揮しようとすれば、この選択に行き着くのは私からすると当然のことです。
みなさんはどうしますか。
前玉がよーく伸びてくる昨今のズームレンズ。しかしこの前玉は決して軽いものではありません。望遠側ではこの前玉でパワーを稼ぐため、画質に関してかなり重要なファクターを握っていると言っても過言ではない部分。
さて当然ながら地球では重力が働きます。上にあるものは下へ落ちようとします。ぐーんと伸びてきた前玉は地面へ向かって落っこちようとします。これを支えているのが機械的な支持部分。ところが先述したとおりで前玉はとても重く、しかも伸びる量が多くなればモーメント(距離と力の積)は尋常でない値になります(絶対的な数値は小さいかもしれないけど、支えている機構からすれば過大な負荷になりうる)。
マクロレンズだって全群繰り出し方式では負荷がかかるという主張は間違っていません。しかしズームレンズは先頭の玉が非常に重いこと。しかもズームは後群を残して重い前群だけが前に行きます。マクロで繰り出す場合は前玉だけでなく全群が繰り出されます。これは鏡筒全体でしっかり支えられます。後群を残していくズームでは前群を限られた鏡筒の一部分でしか支えられません。
この結果として前群は設計段階で考慮されなかったシフト(レンズが光軸に垂直にずれること。もう少し詳しく述べると下方へのシフト)を起こします。この(ズームレンズの)場合では下方へのティルト―弧を描くようにレンズが下方へもたげる―も同時に起こします。このため設計屋からは「光軸の保証が出来ない(=設計値通りの描写は不可能)」と言われるのです。
もちろん強度を持たせれば保証できるのですが、かなり大型のズームになってしまうでしょう。また保証が出来ないことと実用にならないことは別問題ですし、そもそも各人によって許容範囲が異なります。そうは言っても理論と現実には(程度はいろいろですが)差が生じてしまうものです。そしてその差が明瞭に見えてしまうのが昨今の高画素デジタル一眼レフカメラなのです。
上に述べたような機構的な制約により、特に前玉がよく伸びるズームレンズでは光学系が設計通りの数値を発揮しているとは限らないのです(というかほぼ無理)。中玉だけが移動するズームレンズでも一部は中玉のシフト・ティルトを生じることがあります(原因は前玉の時と同じく、中玉にかかるモーメントを機構部分で支えきれない)。
機構的にも弱いズームですが、光学的にも制約の多いズームレンズ。昨今の高画素デジタル一眼レフカメラには画質の面で完全にミスマッチ。最低限メーカに調整を依頼しなければならず、それもかなり綿密な調整が必要となります(組み込み時に生じるシフト・ティルトが問題となってしまうのでガラスの枚数が多いズームが不利。むろん片ボケも生じやすい。そもそも単焦点レンズでガラス枚数が少ないとしても、組み込みの腕が高くなければ画質に影響を及ぼすことがある)。しっかり調整すれば高画素を存分に発揮して中判カメラにも迫る描写を見せてくれます。しかし通常ここまでの調整をしてもらえることは稀なこと。
ではどうするか。初めからしっかりとした機構と確かな光学設計、高い組み立て精度を求めること(因みに。最近流行りの非球面レンズは光軸に対して球面レンズよりもかなり敏感で安定性が低い)。そしてアフターケアが相当しっかりしていること。このようなメーカの商品は値段が高いのですが、高画素デジタル一眼レフカメラの実力を十分に発揮しようとすれば、この選択に行き着くのは私からすると当然のことです。
みなさんはどうしますか。
2010年11月17日水曜日
ガヨマウンテン
ちょっと薄めに入れると軽やかな後味が楽しめるガヨマウンテン。あまり濃くしてしまうとくどい後味と酸味が出てきてしまうので、薄めに薄めに入れてあげるのがポイント。香り自体は「持っているもの」があるので多少薄くてもOK。
突出した酸味もなく。ずっしりした苦味もなく(ただし濃くすると出てくる)。重い後味もなければ、とってもクセのある香りもありません。すべてにおいてずば抜けていない一方で、欠点もありません。
表記通りの「極めて調和の取れた優秀品」です。どの成分も自己主張をしませんが、そのバランスはすばらしいです。
突出した酸味もなく。ずっしりした苦味もなく(ただし濃くすると出てくる)。重い後味もなければ、とってもクセのある香りもありません。すべてにおいてずば抜けていない一方で、欠点もありません。
表記通りの「極めて調和の取れた優秀品」です。どの成分も自己主張をしませんが、そのバランスはすばらしいです。
2010年11月15日月曜日
晩秋、冬へ
撮影後に現れた鱗雲。折角のカラスコだったので周辺はもっと落としても良かったかも。でもAPS-Cだとそこまで激落ちはしない・・・
そして直後に冬の冷たい空が展開した。こっち↓はカラスコじゃないです。
只見はもう冬。落ち葉掃き、最後まで頑張れ。
そして直後に冬の冷たい空が展開した。こっち↓はカラスコじゃないです。
只見はもう冬。落ち葉掃き、最後まで頑張れ。
2010年11月14日日曜日
只見線の落ち葉掃き・その2
雲天でしたが今日も落ち葉掃き、走りました。ちょっと距離があれば無理せずとも十分に間に合います。
第一橋梁の紅葉は今週が見頃だったようです。一部は落葉開始。
地味なロケーションにDE10という組み合わせ。これはジオラマに再現したい。現実の風景もいつまでも残したい。
第一橋梁の紅葉は今週が見頃だったようです。一部は落葉開始。
地味なロケーションにDE10という組み合わせ。これはジオラマに再現したい。現実の風景もいつまでも残したい。
2010年11月13日土曜日
2010年11月10日水曜日
2010年11月9日火曜日
只見川第三橋梁・・・
只見線撮影ではすっかり有名になった第三橋梁。「只見線沿線紅葉概況(2010/10/23)」で伝えたとおりだが、SLでは激戦が繰り広げられた?「鉄塔下」はこんな有様だった。
字が違う。繰り返しにはなるが、本来は手偏のところここでは行人偏。ロープ越しに見たところ一つだけ三脚がおいてあった。先回は触れなかったのだが折角だったので記念に一枚撮っていた。
もしこれが法的な効力を有していたとしても立入禁止の札よりは外側だし、まったく問題ない。それにしても一体誰が何の目的でやったのだろうか。真相を知りたい。
字が違う。繰り返しにはなるが、本来は手偏のところここでは行人偏。ロープ越しに見たところ一つだけ三脚がおいてあった。先回は触れなかったのだが折角だったので記念に一枚撮っていた。
もしこれが法的な効力を有していたとしても立入禁止の札よりは外側だし、まったく問題ない。それにしても一体誰が何の目的でやったのだろうか。真相を知りたい。
落ち葉掃き in 只見線 (2010年)
ときどき走る只見線の落ち葉掃き列車。DE10 1124の単機が日中、只見から会津若松まで上ってきます。
撮影後に坂下駅前を通りかかった地元の人に聞いたら、秋季限定で走っていることをご存じでした。やっぱり地元の人すげえ。また川口の辺りでも話を伺ったところ落ち葉掃き列車の存在をご存じでした。曰く、列車が来ない時間に何だかいつもと違う変な音(註:警笛のこと)がする、と。列車について詳細を説明したら納得されていました。
撮影後に坂下駅前を通りかかった地元の人に聞いたら、秋季限定で走っていることをご存じでした。やっぱり地元の人すげえ。また川口の辺りでも話を伺ったところ落ち葉掃き列車の存在をご存じでした。曰く、列車が来ない時間に何だかいつもと違う変な音(註:警笛のこと)がする、と。列車について詳細を説明したら納得されていました。
2010年11月8日月曜日
ご飯
現在、某所(若松市内)で夕飯中。
土曜日の「磐西・只見ぐるり一周号」です。
田子倉と言えば浅草岳が入って、コンクリート橋上を走る列車の構図なのです。ががが。
が、しかし。
今年の「ぐるり」のスジはかなり遅く・・・
・・・
陰。
山陰。
コンクリート橋が陰りました。
その構図で撮ってはいますが、うpする気になれません。
土曜日の「磐西・只見ぐるり一周号」です。
田子倉と言えば浅草岳が入って、コンクリート橋上を走る列車の構図なのです。ががが。
が、しかし。
今年の「ぐるり」のスジはかなり遅く・・・
・・・
陰。
山陰。
コンクリート橋が陰りました。
その構図で撮ってはいますが、うpする気になれません。
本当はRAWで撮ってしまってJPEGに変換できないからうpできないだけ。でも萎えたことは事実。陰ったからじゃなくて、日付と通過時刻から「これは陰る!」という予想が出来なかったから。一緒に撮影した人に迷惑かけたんですよねえ・・・
赤カボチャ
妖精の里(会津地方の金山町)からエントリーは赤カボチャです。
夕方は予報(曇る予報だった)に反して天気が良かったです。
ただいま、道の駅みしまからラリースタート。そもそも一番事故の多い時間帯であること、今日出会った二人から、共に「くれぐれも運転気をつけて」と言われているので油断すると何か起きそう・・・
夕方は予報(曇る予報だった)に反して天気が良かったです。
ただいま、道の駅みしまからラリースタート。そもそも一番事故の多い時間帯であること、今日出会った二人から、共に「くれぐれも運転気をつけて」と言われているので油断すると何か起きそう・・・
2010年11月4日木曜日
コロンビア・サンアグスチン(コロンビア産)
シャープな酸味と非常に強い香り(香りはもしかしたら一番かも)を持つ豆。後味も特徴的です。コロンビアからのエントリー。
その名は「サンアグスチン」。薄めに淹れないと酸味の強さにたじろいでしまいそうな味。薄くしても酸味系の後味がしばらく残ります。コクは十二分ですが、それ以上に香りが強い豆です。
これはバリ・アラビカとは対照的。つまりどちらも「薄めが最適」という点では同一ですが、さらっと飲んで後味すっきりのバリアラビカ。さらっと飲んでいつまでも楽しめる後味を残してくれるサンアグスチン。交互に飲めばその変化に魅了されるかもしれません。
その名は「サンアグスチン」。薄めに淹れないと酸味の強さにたじろいでしまいそうな味。薄くしても酸味系の後味がしばらく残ります。コクは十二分ですが、それ以上に香りが強い豆です。
これはバリ・アラビカとは対照的。つまりどちらも「薄めが最適」という点では同一ですが、さらっと飲んで後味すっきりのバリアラビカ。さらっと飲んでいつまでも楽しめる後味を残してくれるサンアグスチン。交互に飲めばその変化に魅了されるかもしれません。
2010年11月3日水曜日
2010年11月2日火曜日
スーパーゴースト
いままでいろいろなゴーストに出逢ってきた(亡者じゃなくて写真のほう)が、こんなのは始めて。
説明するまでもないが、ヘッドライトの右上に謎の光線が存在する。もしかしてこの写真を撮ったとき、列車は宇宙と交信でもしていたのだろうか。(実はあり得なくもない。この只見線、所々で列車無線が届かないからドコモの衛星電話「ワイドスター」を搭載している。つまり・・・)
説明するまでもないが、ヘッドライトの右上に謎の光線が存在する。もしかしてこの写真を撮ったとき、列車は宇宙と交信でもしていたのだろうか。(実はあり得なくもない。この只見線、所々で列車無線が届かないからドコモの衛星電話「ワイドスター」を搭載している。つまり・・・)
2010年11月1日月曜日
岩手県の親善大使 in 田子倉 2010
タイトルを見てKenjiのことだと分かった人はなかなかセンスあります。Kenjiのラッピングとして登場したわんこきょうだいが、団臨として只見にやってきました。誰も呼んでないけど。
これは被写体じゃない!という人もいるらしい。そもそもなぜ新潟~小出~只見で岩手の宣伝をしているのやら・・・
これは被写体じゃない!という人もいるらしい。そもそもなぜ新潟~小出~只見で岩手の宣伝をしているのやら・・・
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